逢魔が時の練り飴
夏の隙間に響く嗤い声をすくい上げたら色がなくなるまで練り続けます。
逢魔が時の手招きが視えてきたら
絡めた小指を切り落とし、
針千本も混ぜ合わせましょう。
向こう側からやってくる、
分かるのに分からない方々は
この練り飴が好物なんですよ。
勘違いして持って行かれないようお気をつけて。
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