お子さま炭酸水

蹴り飛ばした空き缶の底から拾い上げたビー玉は、

細かく砕いたあの日の思い出と混ぜ合わせて、

澄んだ井戸水に溶かします。

一口飲めばパチパチと弾ける爽快感。

それは、

あの日に駄菓子屋で買った炭酸水にも負けません。

幼い頃の記憶は

無駄な味付けなどせずシンプルに頂くのが一番ですね。

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