私は魔法でやせた変身デブ女

作者 白崎絵筆

20

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★★★ Excellent!!!

参加したことないけれど自主企画にどれか参加しようかしら、と
大好きな「百合」を集めた企画をぼーーっと眺めていて、目に飛び込んできた衝撃的なタイトル!
『私は魔法でやせた変身デブ女』

これは、これは読まなければならない!!
何故ならば私自身がぽっちゃりだから!(ごめん、自分をかばった言い方になってしまった……)

本文では包み隠さず「デブ」表記で、タイトルもデブとばっさり書かれていて
あとがきで作者様が書かれていますが、別に中傷でもなんでもないです。
むしろなんと清々しい響きか……。
どちらも濁音であることから云々(長くなるのでカットします)

本作品では、タイトル通り主人公を魔法で激ヤセさせるところから始まります。
ところが痩せてハッピーエンドではない、
痩せただけじゃ人間変わらないという人生の先輩のような書きだしで、
途端に「ではこの物語はどう収束していくのだろう」と思っていたら
どんどん場面が切り替わり、ストーリーは意外なところに決着する。

作者様の女性の描写にとても惹かれました。
キャラクターは女性のみなのですが
イラストも描かれているようで、そこからとても繊細に「絵面」に設定があって、自分も同じなのでなんとも好感が持てました!
そして女性同士の触れ合いの描写もとてもソフトタッチで良かったです♪

最後にタイトルを読み返しまして
最初「変身」という部分は違和感があったのですが、
終幕した今、色んな意味が混まれているのかな、と納得しております。

きっとタイトルに惹かれて読まれる方が多いと思いますが
一次創作者にはなかなか心にグッとくるものが必ずあると思います!

★★★ Excellent!!!

もうタイトルからして絶対おもしろいと確信しておりましたが、間違いありませんでした。

魔法で痩せた後の展開は当然それをひけらかして……と続くものですが、作者様の嗜好なのでしょう、予想を良い意味で裏切られました。

想定外の展開

魔法を使ってまで痩せさせたかった、子供達の思い

美しくあるより、本当に大切なこと。

そんな当たり前を、見つけたよ。