第56話 まじめふまじめと俺。

 「と、言う訳なんだ。」


 多くの人がダンジョンに飲まれたこと、プラムは冒険者ギルドでジェリルと打ち合わせ中で無事だったことを伝える。

 ジェリルにも伝えたので、対策をとってくれるでちゅ。


 「もどる~?」

 「いや。俺が戻っても、リキーダ伯爵が、ダンジョンに入れてくれないだろうから、恋探しの旅を続ける。」


 「次の街みゃ?」

 「もう少し、マテリアでのんびりしよう。」


 この世界は、厳しく美しい。死を受け入れてしまえるところがある。


 生きるのでちゅ。


 前世の知識で、死が恐怖でなかったら、受け入れていたかもしれないでちゅ。


 でも、こいつダンジョンは、死が餌で、肉塊が材料・・・価値観が違いすぎる。

 それでも、この世界は、ダンジョンから出るアイテムを求める。

 今回の犠牲者の数は酷かったが、今までもある程度あったし、これからもあるだろう。


 その夜。

 ハーナとナーナの日頃のろうねぎらい、ブラシをプレゼントしトリミングしてあげた・・・までは、良かった。


 俺とアンズが宙を舞い、ハーナとナーナの乳からミルクが乱れ飛ぶ。

 ベットに落ちると、舐めまわされ、また、宙に投げ飛ばされ、乳からミルクが乱れ飛ぶ。

 こんなに興奮したハーナとナーナは、ダンジョンでも見たことがない。喜んでくれてよかった。


 いや、このままじゃ、殺される・・・生きるのでちゅ。


 ハーナとナーナから体力をドレインして、アンズにギフトする。

 いつまでも、いつまでも、つづく。。。

 気づけば、全員気絶してミルクまみれの朝が来た。


 あれれ。となりに眠る胸のご立派な女は誰でちゅ?

 「むみゃむみゃ。スキヤキ様・・・」


 おっぱい祭で、レベルが上がり(胸が)成長したアンズでちゅ。

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