第16話 ダメ姉は、お着替えする
友人たちのカラオケの誘いを泣く泣く断ったその翌日。昨日話していた通り、今日から楽しいGWの始まりだ。
そのGWの初日である今日は、味覚障害を患っているコマの定期検診の日でもある。
「なあマコ。今日のコマの検診……本当にアタシの付き添いは無くていいのか?」
病院へ行く準備を終えて玄関先でコマを待っていると私たち立花姉妹の保護者であり、大事な家族のめい子叔母さんが心配そうに私に声をかけてきた。
「うん。平気だよ、私もコマももう子どもじゃないんだしさ」
流石に二人でも病院くらい行ける歳だ。仕事をしている叔母さんに負担をかけないようにそう笑顔で返す私。
「けどなぁ……大人として、それからお前たちの保護者をやっている身としては、やっぱりアタシも一緒に行くべきだって思うんだが」
「そう心配しないでよ。大丈夫だよ叔母さん」
まだ引き下がらない叔母さんに、やんわりと断る私。
「いやいや、もし何かあったらと思うとアタシは居ても立っても居られないんだよ」
「あはは。全く心配性だなぁ叔母さんは。いつもと同じちょっとした検査なんだし何も問題ないってば」
それでもしつこく私に迫る叔母さんを優しく押し返す。ははは、ホントくどいくらいに心配性だね。
「だが……お前と同じくアタシもコマの事が心配でな……」
「いいから叔母さん。叔母さんのその気持ちだけで十分だよ」
「そうは言ってもなマコ、アタシも一緒にいた方がコマも安心するはずだしよ」
「ホント大丈夫。無理して来ないでいいってば」
「無理なんかしてないから平気だぞマコ。良いから黙って連れてけや」
「ハハハハハ……もしかして言わなきゃわかんないかな?ジャマだから来るなっての」
「何だとこのガキ」
「何だよこの年増」
「「…………」」
バンッ!×2
「つべこべ言わずに、とっととアタシも連れてけやゴラァ!」
「やかましい!私とコマのイチャイチャ病院デートは死んでも邪魔させんぞ叔母さんっ!」
無理にでも付いていきたい叔母さんVSコマと二人っきりでデートしたい私。そのまま玄関先で言い争いから取っ組み合いへと発展してしまう。
と、まあこんな感じで。折角の休みなのにいつもと全く変わらない慌ただしい日常が始まったのである。
◇ ◇ ◇
「ハァ……ハァ…………だ、大体さぁ……今日は編集さんとの打ち合わせなんでしょ叔母さん……?私たちはマジで大丈夫だからそっちの準備をしなよ……」
ひとしきり二人で暴れた後、息を整えながらそのように切り出す私。叔母さん、アンタ仕事はどうした仕事は。
「ぜぇ……ぜぇ…………ば、バカかマコ……だから逃げたいんだよ察しろよ…良いからさっさとアタシにあの編集から逃げる口実を寄こせや……」
「……うん。薄々そうじゃないかと思ってたけどやっぱりそうかサボりたいのか。私ね、バカは叔母さんの方だと思うの」
どうやら何が何でも仕事をしたくないらしく、コマの定期検診を口実に今すぐにでもこの家から逃げ出したいらしい。
この前の花見の時といい、どんだけサボり魔なんだこの人。また編集さんを困らせてんのか……
「だってよぉマコ。考えてもみろよ。……世間じゃ今日からGWだろうが」
「それが何さ」
「マコもコマも休みだし……アタシも久々に酒でも飲んでしばらく休めるって思ってたのに……」
「思ってたのに?」
「……あの編集のヤロウがよ、『当然今までサボっていた分、GWは休まず仕事ですよめい子先輩……いえ、めい子先生。後、仕事が終わるまでは絶対禁酒です』って言うんだぜ……そう言われちゃ余計サボりたくもなるわ」
「……」
それさ、サボりまくって仕事残してた叔母さんが悪いに決まってるよね?それとついでに言わせてもらうけど、久々も何もほぼ毎日飲んでるじゃないか叔母さん。
「全く……か弱い女作家に酒も飲ませず、休み返上で働けとか言うなんて酷い編集もいたもんだぜ。なあそう思うだろマコ?」
「うん。10割叔母さんに非があるし、意味不明な八つ当たりを編集さんにしないであげてね、みっともないから」
そもそも叔母さんはか弱くなんてないし、仮に休ませなきゃならんものがあるとすれば、多分それは叔母さんの肝臓だろう。
「何だよぉ……マコも編集の味方かよ畜生……」
「私はコマと正しい人の味方なだけだよ。……まあ、それはさておき。そんな駄々をこねている叔母さん朗報です」
「あ……?朗報だァ……?」
「ついさっきとある人からメールが来たんだよ。逃げ出す素振りを見せたら、このメールを叔母さんに見せてくださいってさ。えーっと……はいこれ」
自分の携帯を取り出して、そっと叔母さんにメール受信画面を見せてあげる私。そこには―――
『FROM:編集さん 今から10分でそちらに到着します。逃げた場合は地の果てまで追いかけて地獄を見せます』
「―――だってさ」
「……逃げられねぇ」
そんな編集さんからのメールに、がっくりと肩を落とす叔母さん。凄いなぁ編集さん……叔母さんの行動完璧に把握してるもん。
編集さんに感心しつつ、うなだれている叔母さんに声をかけてやる私。
「ねえ叔母さん。このメールの後に編集さんに聞いたんだけど、ホントは編集さんだって今日から休みだったのにその休みを返上してわざわざ打ち合わせの為にうちに来てくれるんでしょ?そんなにも編集さん頑張っているのに……叔母さんは編集さんに悪いとは思わないの?」
「……うっ」
痛いところをつかれたのか、私の言葉に動揺を見せる。どうやら編集さんに迷惑かけていること自体はちょっと気にしているようだ。
「それに今日頑張れば叔母さんだってしばらくは休めるんでしょ?」
「……うん」
「なら自分の為にも編集さんの為にもさ、ちゃんとやりなって。お仕事しっかり終わらせられればきっと明日からのお休みは仕事を終わらせてない時よりも気分良いお休みになると思うよ」
「…………わーったよ」
そこまで言うと観念したのかようやく大人しくなる叔母さん。よしよし、これで一安心かな。
「じゃあ頑張ろうね叔母さん。ああそうそう。これは別に応援ってわけじゃないけど、一応お昼ご飯は叔母さんの好きなもの中心に作っておいたから。お昼になったらレンジでチンして食べてね」
「……サンキュ」
「それと編集さん来たら用意してあるお茶菓子を出してあげてね」
「ハァ!?な、なんでアタシがアイツにわざわざそんなことを……」
「なんでって……そりゃお客さんなんだし、何よりお世話になってるからに決まってるでしょ」
そもそも一体誰が今日の編集さんの貴重な休みを潰したと思ってんだ。
「ちゃんと出してあげてよね。後はお茶を―――いやダメか。叔母さんじゃお茶も碌に淹れられないもんね……仕方ないから冷蔵庫で冷やしてる麦茶出しておくこと」
「待てや、アタシでも茶くらい淹れられるわ!?」
「……」
嘘つき。この前なんか何をとち狂ったのか湯のみに茶葉入れてそのまま出してきたくせに。
「とにかく叔母さん。編集さんに失礼が無いようにね」
「……はいはい。ったく、お前はアタシのおかんかよ」
「HAHAHA!私こんなダメな子を産んだ覚えも育てた覚えもないよ」
「その台詞、ダメなお前にだけは言われたくないな……マコこそ先生に失礼が無いようにしろよ」
「了解、わかってるって」
さて…叔母さんがちゃんと編集さんに大人の対応ができるか若干心配だけど……まあ叔母さんだって一応大人だし、これだけ言っておけば大丈夫だろう。
「じゃあ後はコマの病院に行く準備が出来るのを待つだけだね。コマ、おめかししているんだろうなぁ…きっと可愛い服着てくるんだろうなぁ……ふふふ……楽しみだね!」
「あー……まあ、アイツの事だし相当気合入れて身づくろいしてるだろうな…………(ボソッ)何せマコとのデートだしな」
何着てくるかなコマ。まっ、何を着ても似合うのは間違いないけどねっ!
「……あ、ところでマコ。話は変わって悪いんだが一つ聞いていいか?」
「ん?何かな叔母さん?」
コマを待つついでに、オシャレしたコマの予想図を脳内で妄想していると何故か不思議そうな表情で私を見つめる叔母さんの視線を感じる。
何だろうか。私、何か変なところでもあるのかな?
「さっきから気になってたんだが…何でお前はまだ着替え終わってないんだ?そろそろ準備しないと時間ヤバくないか?」
「…………うん?」
「普段着のままじゃねぇか。まさかそんな格好で行くわけじゃねぇだろ?」
「???」
どういうことだろう……?着替えが、終わってない……?おまけに普段着のまま……?
え、何なの?叔母さんの目は節穴なの?
「叔母さんは何言ってんの?私ちゃんとよそ行きに着替えてるじゃん」
「……は?」
「ホラ、よく見てよこの自慢のオリジナルプリントしたカッコいいTシャツを!」
「…………」
どうやら早くも老眼になった叔母さんに、今着ているTシャツを見せびらかす私。
そう、このTシャツこそ私のお気に入り。自分でデザインして文字を入れプリントした特注品だ。その真っ白なTシャツの中央には―――
『妹、命』
―――と、私の魂の一言が刻まれている。自慢気にTシャツの文字がよく見えるように胸を張るそんな私に対して、叔母さんは一言感想を言ってくれる。
「着替えてこい」
なんでさ。
「お前なぁ……いくら親しい先生のところに行くからってそんな格好は無いだろ。一応よそに行くわけだしもう少しTPOってもんを考えろよ」
「えー……年中どてら着てる人に言われても説得力無いんだけど……」
つーか、それを言うなら叔母さんこそ同い年くらいの男の人の編集さんを家に上げるんだし、もう少しマシな格好をすべきだと思うの。
というか、この素敵な服のどこが変だと言うんだ。
「アタシは別に良いんだよ。つーかマコ、検査終わったら二人で遊んでくるって言ってたよなお前」
「うん。お昼ご飯も食べてくるよ。後お買い物とかいろいろしてくる。ふふふっ……!コマとのデート楽しみだなー♪」
ここでいうデートは正確には女の子同士で楽しく遊ぶって意味のデートなんだけど。まあ、デートには変わりないよね!
むふふ……コマとのデート……嗚呼、デート。それは何て良い響きなんだろう。何だかコマと恋人同士になった気分になれて実に高揚するね。
「……もう一度聞くが、その格好で遊びに行くのかマコ?」
「うん。だから何さ?何か変なの?」
「ハァ……」
そう返すと叔母さんは私をジト目で眺めながら頭を抱えて溜息を吐く。よく分からないけれど、人の顔見て溜息吐くとか失礼だなぁ……
「…………(ブツブツブツ)コマの奴、マコとのデート楽しみにしてるって言ってたのに……流石にそのファッションはアイツの百年の恋も冷めかねんなこりゃ」
「ん?何?何ボソボソ言ってるの?」
「……仕方ないか。おい、ちょっと来いマコ」
「へ?な、何さ急に」
「良いから来い」
突然手を引いて、私を自身の部屋に連れ込む叔母さん。中に入るとある意味芸術的に見えてしまう程の汚部屋が私の目に映る。うわ……久しぶりに叔母さんの部屋入ったけど相変わらずゴミやら何やらで散らかってる……近いうちにまた掃除してあげないといかんねこりゃ……
そんな汚部屋の現状には全く気に留めることなく、乱雑した物を押しのけてクローゼットの中をごそごそと漁り始める叔母さん。
「さて……これと、これも似合いそうだな。……後は……リボンもついでに……それと……よっし。こんなもんか」
「叔母さん?ねえ、突然どうしたのさ?」
「おいマコ」
「うん」
ひとしきり漁り終えると、今度は私の方を向いて叔母さんは一言。
「脱げ」
「……はい?」
「服を、脱げ」
10歳以上離れた叔母に無理やり部屋に連れ込まれ、挙句の果てに脱げと言われる。
……困ったな。もしかして今私貞操の危機ってやつ?
「あの……叔母さん。悪いんだけど私にそんな趣味は無いんだよ。私にはコマと言う心に決めたカワイイカワイイ妹がいてね」
「もう時間ねーだろ。早く脱げって」
「いや、だからね。私にはコマが……」
「あーもう、面倒だな…ならアタシがやるから大人しくしてろマコ」
「ははは、ヤだなぁ。冗談だよね?ちょっと止めてくれないかな、そう言うタチの悪い冗談は―――ま、待って。な、何で私の服に手をかけるのかな叔母さん?……い、嫌……や、やめ……!?わ、私はコマ以外の人に脱がされる趣味は…………嫌ぁー!?汚されるぅうううううう!!?」
「失礼なこと言うな。いいから黙って大人しくしてろっての」
◇ ◇ ◇
「…………もう、私お嫁に行けない」
「オイコラ、誤解生まれそうなこと言うなマコ」
5分後。お気に入りのあのプリントアウトしたTシャツを強引に脱がされて、叔母さんが何故か持っていた妙な服に着替えさせられた私。
うぅ……やだ何この服。全然落ち着かないんだけど……
「って言うか叔母さん……何なのこの服…何で叔母さんこんな服持ってるのさ」
「書いている小説の参考資料として買っておいたんだよ。結構良い品だぞそれ」
確かに肌触りで分かる品物の良さ。良い服だとは思う……思うんだけど。こ、これって……この服って……
私も詳しくは知らないんだけど…いわゆるゴシック・ロリィタってやつじゃ……?
「さっきのダサTシャツ姿よりかマシだろ。馬子にも衣裳……とは言わんが中々似合ってると思うぞ」
「……い、いやそれはどうかな」
試しに鏡を見て思う。自分で言って悲しくなるけど……正直おっそろしく似合わねぇ。
これがコマなら見事に着こなしてくれることだろう。けれど私じゃこの服を着こなすことは出来なさそうだ。何というか……例えるなら似合いもしないのに無理をしてコスプレしている勘違いガールみたいで……
「ねぇ叔母さん、やっぱさっきのTシャツの方が私には合ってると思うんだけど……」
いくら何でも恥ずかしすぎるし、叔母さんの言葉を借りるならこんな格好で外で歩く方がTPOを弁えてないんじゃなかろうか。これならまだTシャツ姿の方がマシだと思う。
「何か不満そうだな。アタシ的にはそのファッションならコマもきっと喜んでくれると思うぞ」
「無い無い無い、あり得ないって」
そして何よりもコマに引かれちゃうよコレ。『姉さま……その格好気持ち悪いです』なんてドン引きされちゃうよきっと。
ヤだなぁ……それだけは勘弁してほしい。
「そう思うんなら一つ賭けようぜマコ」
「賭けぇ?」
「おう、その格好をコマに見せてコマが喜んだらアタシの勝ち。コマがドン引きしたらマコの勝ちってことで。アタシが勝ったら…………そうさね、何か旨そうなもの土産に一品買ってきてくれ。もしマコが勝ったら今月の小遣いアップしてやるよ」
「……うーん」
小遣いアップは魅力的。負けても適当なものを買って帰れば良いだけだけど、それってつまり賭けに勝とうが負けようがコマにこの姿を見せなきゃならないってことだよね。
……この姿をコマに見せるのは絶対に避けたいし、ここは……
「やっぱ止めよう叔母さん。賭けは無しで。私のTシャツを返して―――」
コンコンコン
『叔母さま、準備できましたので私そろそろ行ってきますね』
「~~~~~っ!?」
いつも通りの格好に着替えようとしたところで、コマも準備を終えたのか叔母さんの部屋―――つまりは叔母さんとこの似合わない格好をしている私のいる部屋をノックしてくる。
ま、マズい……!?こんな姿見られたくないと言うのに……!?
「おうちょうど良い。コマ、面白いものが見られるぞ。中に入りなー」
「バッ……!?何言ってんのさ叔母さん!?」
『…………あら?その声は…姉さまもそちらにいらっしゃるのですね。では失礼します叔母さま』
「だ、ダメ!入ってきちゃダメだよコマ!お願い入らないでぇ!?」
必死に止めようとしたけれど、一歩遅かった。
「探しましたよ姉さま。お部屋にもリビングにもいらっしゃらないので、どうしたのかと……思い……まし……た…………?」
部屋に入ってきたコマは、私の姿を見て目をまんまるにしてその場で固まってしまう。
……終わった。コマにコスプレ変態姉と言う烙印を押された……もうヤダ死んでしまいたい……
「おうコマ。どうだ?このマコの姿は」
「…………ねえ、さま……?姉さま、ですか……?」
「み、見ないでっ!?お願い見ないでコマぁ……!ほ、ホラ見ろ叔母さん!あまりに似合わないからコマも唖然としてるじゃないか……!責任とって―――え?」
ガシッ!
ちょっぴり涙目になりながらも叔母さんに抗議しようと叔母さんを睨もうとすると、しばらく動かなかったコマが突如再起動して私の手を取る。な、何事……?
「すっ……!」
「「すっ……?」」
「す…………素敵です姉さま!」
……なんですと?
「その格好、とても素敵です姉さま!姉さまの持つ気品さと凛々しさと美しさが強調される黒ロリ系で……それに西洋人形のような……絵本に出てくるお姫様のような、そんな愛らしさも兼ね備えられていて……とにかく素晴らしいの一言です!……あ、いえ。勿論いつものラフな格好も、飾らない姉さまらしさを感じられて大好きですけど……ですが、今日はいつもとまた雰囲気がガラリと変わっていて新鮮で……本当に素敵です!」
予想に反して、どういうわけかコマはこの姿を随分と気に入ってくれたらしい。珍しく声を荒げてこの私の恰好を褒めたたえてくれる。に、似合う……?ホントに似合ってるの……?そんなバカな……!?
「あ……!も、もしかして姉さま。私との……その、私とのデートのために……オシャレをしてくださったの……ですか?」
「えっ!?あ、あー……うん。まあ大体そんな感じ、かな」
「嬉しい……!あっ!そ、その姉さま!わ、私姉さまの写真を撮っても良いですか……?」
「ど、どうぞ」
「ありがとございますっ!あ、少し待っていてくださいね!カメラを持ってきますので……!」
目をキラキラと輝かせて感動しているコマ。な、何か思っていた反応と全然違うけど……こんなに喜んでくれたなら恥ずかしい格好をした甲斐もあった……かな?
……さてと。まあアレだ。とりあえず『どうだ?』と言わんばかりに勝ち誇った顔をしている叔母さんに向けて一言。
「……叔母さん」
「んー?何かな立花マコ君」
「…………お土産、楽しみにしておいて」
「おう、良いもの買ってきてくれよなー」
……そんなわけで。何かちょっと悔しいけれどこのファッションを授けてくれた叔母さんに感謝しつつ、コマが満足するまで急遽執り行われた撮影会を時間いっぱいまで堪能させられた私であった。
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