第1051話

「な、マァ~~ック! 何やってンだよ。 

 運転中だろ! アブねぇ~じゃン!!」

 

「ケッケケェ……、どうだ。少しは目が醒めただろ?」

 マックは、どこ吹く風だ。


「頼むよ。ボクはコスプレが趣味なだけで…。勇者じゃないンですから…!!」

 スピードを落とした。


「ああ…、そう言えば麗美さんは…?」

 ボクは思い出したように訊いた。



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