第1016話 マックからだ!

 ボクの事を知らないかのようだった。

 彼女は誰だったのだろうか。


 エレベーターは一度も停止する事なく十三階で停まった。

「く、十三階か……!!」


 その時、スマホの着メロが響いた。ボクのスマホだ。

「あ! ヤバい。病院でスマホは……!!」

 急いでスマホの着信画面を見た。

 マックからだ。

「な、何でマックが…❗❗ どうしてこんな時間に……?」

 一瞬、どうするか悩んだ。

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