第1013話

 ボクと銀髪の少女の目が合った。ボクの声に驚いたようだ。大きなエメラルドグリーンの瞳が、さらに見開かれた。

 ボクはエレベーターへ駆け寄った。

「待ってくれ! ロック~~ーー❗❗❗」


 しかし駆け付ける直前、無情にもドアは閉じられてしまった。

「う❗」

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