第984話 海藤 衛《マモル》2

「海藤 マモル!!」

 ボクと高梨リナは同時に声を上げた。


「ど、どういう事ですか……?」

 ボクはリナに訊いた。


「わかりません……」

 リナもワケが解らず首を振った。

「車の所有者は…、海藤 マモルって人のなンですか?」


「さぁ……? 社長は何台も車を持っているので……!!」


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