第967話 高梨リナ

「社長! その名前は…、ちょっと……」

 彼女は眉をひそめた。


「あぁ、そうだな! 現在はオレの顧問弁護士兼秘書をやって貰っている高梨リナだ」

 改めて紹介した。


「秘書の高梨リナです!

 宜しくお願いします!!」

 リナは秘書らしく礼儀正しい。


 だが、何とも言えない艶やかな物腰だ。

 痺れるような甘い匂いがした。






 

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