第834話

「何をやっているの! 龍児!!」

 オレを呼ぶ声の主を見た。 

 アンジェラだった。


 屋上のドアからこちらへ向かって怒鳴ってきたらしい。


「う!」龍聖らは何と応えれば良いのか、迷っているようだ。


「ふ~~……!!」

 オレは蹴り脚を元に戻し大きく息をついた。


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