第495話 行ってくれェ…❗❗

「キャ~~!!」

 麗美が悲鳴をあげた。


「おい、逃げるぜ。厄介事に巻き込まれるのは、ゴメンだ」

 マックは慌てて車を走らせた。


「待ってェ…、ボクはアリスを助ける❗❗」

 ドアを開けようとした。


「ムチャよ。死にに行くようなモンよ」

 すかさず麗美が腕を取り引き止めた。


「平気さ。正義の味方は死にはしないよ。

マック! 麗美を頼んだよ❗❗」


「ッたく、死ぬなよ。ショー❗❗」

 そう言って急ブレーキを掛けた。


 前に突っ込みそうになったが何とかドアを開け外へ出た。


「行ってくれ~~!! マック❗❗」

 思いっきりドアを閉めた。





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