第486話 アリス

「何、それェ……?」麗美にはワケが解らない事だ。

「とにかく、連絡してくれよ。アリスに!」

 父親の車のキーを探しながら言った。


「え、ああ……」

 麗美は、仕方なくスマホを取りだしアリスへ電話を掛けた。

 その間に、ボクは車のキーを見つけた。やはりいつもの所に有った。


「あ、アリス。麗美だけど…😆🎶✨」

 どうやら、つながったようだ。

 すぐに麗美がスピーカーにした。


《ああ……、麗美❗❗❗》

 聞き覚えのあるアリスの声が流れた。


「今、いい? ちょっと……」

《え、別に…、構わないけど…… 何!?》


「あの……、すみません。

 ボク、ショーって言います……❗❗」

 通話に割り込んだ。





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