第452話

「じゃぁ、麗美、お母さんは?」

 ラップ音楽のボリュームを落とした。

「ふゥ…😔💦💦」

 これで、やっと、マトモに会話が出来る。


「パパのトコよ。もちろん…😉✨💕」

「お、お父さんの?」


「えぇ、ショーも一緒だったンでしょう」

「あ、うん……😅💦💦」曖昧に応えた。

 そうか、2023年のボクと出会でくわす可能性もあるんだ。


「じゃ、麗美は何のために、ここに?」

「お留守番よ。パパに頼まれて……

 っで、ショーが来るって言うから待ってたの」


「う、まぁ、いいや。ねぇ、お風呂、沸いてる」


「えぇ、一緒に入るの……😌✨💕💕」

 すぐに麗美は腕を絡めてきた。

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