第383話 確かめようがない

「だけど、その話しは真神ヒロシから聞いた事だろ」

 ロックが冷静に言った。


「え、ああ、まぁね……」


「だったら、ショーを手下にするためのウソかもしれないだろ」


「あ…❗❗❗」

 なるほど、必ずしも、真神ヒロシが真実を語ったとは言えない。

 虚言だった可能性もあった。


 まさか、母親に3年前にボクを殺したかって、聴くワケにもいかない。


 今の所、どこまでが真実で本当の事か、確かめようがない。

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