第166話 バラバラ死体か

 前方に停車していたトラックの荷台から大柄な男が降りてきた。


 その時、彼の足下からポトッと路上に白く長い物体が落ちた。

「ン…❓❓」

 よく見ると女性の足だ。


「う、うっわ~…😲💦💦💦💦」

 一瞬、女性のバラバラ死体かと思って、悲鳴を上げ掛けた。


「フフ…、ロイドの一部さ」

 ロックが制し説明してくれた。

「え…? ロイド…😰💦💦」


「ああ、『マルデック』が製造しているアンドロイドのようなモノだよ…… この時代じゃ、『ロイド』って言うンだ……」

「フゥ…ン……」

 なるほど、大柄な男は何ごともなかったようにバラバラの足を荷台へ放り投げた。




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