黄金竜のいるセカイ

作者 にぎた

40

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★★★ Excellent!!!

少年が迷い込んだその世界には、黄金の色をした竜がいます。
その世界はまるで中世ヨーロッパのようで、その世界には魔法があります。鱗と呼ばれる化け物がいます。人々の悲しい争いがあります。
不思議な力を持った黄金時計を持って、少年はその世界を歩みます。黄金竜に出会うために。この世界を変えるために。

小さい頃読んだすごく長くてすごく面白い本。そんな読書体験を思い出す、どこか懐かしいファンタジーです。

★★★ Excellent!!!

腕時計はお持ちだろうか?
ポケットから携帯電話を取り出して時間を確認するのは、あまりスマートとは言えないだろう。
やはり社会人たるもの、腕時計は付けておきたい。安くてもいい。
だが、できる範囲でこだわりたいもの。

機械式時計はお持ちだろうか? 私は特に自動巻きが気に入っている。
精度はクオーツに劣るが、腕の動きで半円の振り子がゼンマイを巻き上げ、「てんぷ」を往復させ、時を刻む姿が裏蓋のガラス越しに見えるのは芸術的だ。
何より使わずに置きっぱなしだと止まってしまう。そう、持ち主と一緒に生きているのだ。

本作の主人公は、若き時計技師だ。
原付を駈り、大きな秘密を持った時計を持って、見たことも無い世界を駆ける。
これほどの浪漫があるだろうか? 面白くならない訳がない。
まだ序盤だが、今後が非常に楽しみな一作である。

★★★ Excellent!!!

現代から異世界に転移した少年が原付バイクに乗って旅をするファンタジー小説です。
まだ第一章ですが、作者様の丁寧で緻密な描写のおかげで、その壮大な世界観の片鱗をすでに垣間見ることができます。

時計と黄金竜、そしてその黄金竜と関係が深そうな謎の少女の存在。

いくつかの象徴的なキーワードが並び立ちますが、まだその核心には至っておりません。
今後のこの物語がどのように展開していくのか、今からワクワクしてきます。是非ご一読ください。

★★★ Excellent!!!

絶妙なアイテムの組み合わせにわくわくさせられる作品です!
異世界の草原を走るバイクを想像すると爽快ですし、時計は造りも存在もどこか神秘的に映ります。
極めつけは話の要の黄金竜!
まだ序盤で謎多き黄金竜。
災厄を生むようになった理由や主人公ヒカルの届け物の意味など、ストーリーも先が気になるばかりです。
作り込まれたRPGの世界を旅するようなそんな感覚で読み進められるファンタジー好きには持ってこいなお話!
これを書いた時点ではちょうど第一章が完結。
引き続き楽しみです。
是非ご一読を!!