新いろはカルタシリーズ

犬も歩けば、化けるアモ縫い


(いぬもあるけばばけるあもぬい)


【解説】「アモ縫い」は専門的すぎるため、ここでは解説しづらい。よって割愛する。またの機会に、ということで……。


 


可愛い子にはニコ!いい和歌!


(かわいいこにはにこいいわか)


【解説】昔の歌人も、可愛い子にはニコニコして、いい和歌を詠んでプレゼントしたのである。




憎まれっ子連れ、幕に……。


(にくまれつこつれまくに)


【解説】近所から「憎まれっ子」と呼ばれていたやんちゃなトメ吉も、ついに見世物小屋の幕の奥へと、母親に手を引っ張られて……。

 ……以後、彼の姿を見た者はいない。


 


二階、からかい蟹


(にかいからかいかに)


【解説】高い塔の一階ごとに悪者がいる場合、二階は大抵、ザコキャラの「からかい蟹」のような奴がいるという意味。




聞いて極楽、落語定期


(きいてごくらくらくごていき)


【解説】寄席に毎日通う人のために作られたのが、庶民の味方「落語定期券」である。江戸の町には今日も「聞いて極楽、落語定期!」と威勢のいい売り声が響き渡る。


 


安物買いのイカの燃す屋


(やすものかいのいかのもすや)


【解説】安いものを買うのは、イカを焼いて売るのではなく、単に燃やすだけの「燃す屋」のようで愚かなことである。「てやんでい!そいつは安物買いのイカの燃す屋ってもんでい!」と粋に使いたい。

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