第40話 ★★★ここまでの登場人物紹介★★★
ここまでに出てきた人物のおさらいです。
この小説には原則として歴史上の実在人物しか名前は出てきませんが、今後読み進めるために覚えておくべき人名は下記の人物くらいです。他は流してしまって構いません。
●王玄策
使節団の正使。
18歳くらい。長い黒髪の美女。
天竺へ行くのは今回が二回目。生涯に四回行って帰ってくる。
弟がいるらしい。 (超重要)
皇帝から密命をうけている。
●蒋師仁
使節団の副使。
24歳くらい。長身で大柄。筋骨隆々たる肉体。
戦いを得意とするが、天竺語も勉強している文武両道。
●劉仁楷
使節団の世話役。
35歳くらい。使節団では恐らく最年長。身長も最も高い。
顔が広い (だから世話役)
顔が大きい (物理)
同じ時代の劉仁軌 (白村江で日本と戦った将軍)や劉仁願 (劉仁軌の部下)とは名前は似ているけど無関係、だと思う。
●劉嘉賓
使節団の自称通訳
無精髭が特徴。年齢は二〇代前半くらい。
使節団には勝手について来てしまった。とにかく面倒ばかり起こす。
劉仁楷の甥。
野生の驢馬を捕まえて足を確保したので、今後の旅はスピードアップします!
●王令敏
16歳くらい。使節団でおそらく最年少。
僧侶のような服装を着て、頭巾をかぶっている。ただし色は黒ずくめ。
たぶん中二病をこじらせている。
常に王玄策の背後にぴったり寄り添っている。
王玄策の息子、という設定。
●賀守一
護衛の兵士の一人。
年齢は二〇代前半くらい。左右の眉毛が真一文字に繋がっているのが特徴。
北魏時代の名家である賀氏の子孫。
南朝風の書法が全盛のこの時代に、あえて北朝風の書法を墨守している。
●李世民
大唐帝国の二代目皇帝。現皇帝。
晩年なので体調崩し気味。
王羲之の書が大好きオタク。
酒はあまり飲まない甘党。
●玄奘三蔵法師
『西遊記』で有名なあの三蔵法師。
天竺まで行って取経を果たし、最近唐に帰ってきたばかり。
生ける伝説的英雄。
よく考えたら日本のテレビドラマで女体化済みだった。さすが日本。
●ハルシャ・ヴァルダナ
天竺の王。
高校世界史で習うので日本でも有名。
お前はすでに死んでいる。
今後は、吐蕃王ソンツェン・ガンポ、吐蕃王妃の文成公主、ネパール王ナーレンドラ・デーヴァ、そして天竺国のアルジュナなどが登場予定です。
でもチベットまでもまだまだ遠いので、劉嘉賓あたりが問題起こさずにちゃんと行けるかどうか、といったところです。
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