彼女

「あ~あ、突然神様が現れて、俺に彼女を用意してくれないかなぁ~」


「…………はぁ、そんなことあるわけないか」


☆神☆

「いいよ」


「えっ!?」


☆神☆

「彼女、用意してあげるよ」


「ま、マジで神様……。本当に彼女を用意してくれるんですか!? ありがとうございます!」


☆神☆

「じゃあ今から言う候補の中から一番気に入った子を教えてね」


「そこまでしてくれるんですか! わかりました!」ワクワク



☆神☆

「顔にスタイル抜群、魅惑的でしかも大きなおっぱい。とっても積極的でこっちがドキドキしちゃう――

『エロテロリスト彼女』!」



「おお! すでに凄い! むしろこの娘でいいんじゃないの!?」



☆神☆

「家庭的で家事は完璧。古風に男を立てて一歩後ろを歩く内助の功――

『大和撫子彼女』!」



「うぉぉぉぉぉお! こっちも捨てがたい!!」



☆神☆

「最後は――」


「まだあるの!? 流石神様!! ってかこの二人と同じ位凄い娘って一体どんな子が来るんだ!?」



☆神☆

「大変だ! 悪のゼルダン帝国の破壊獣が街を襲っている! 緊急発進! 世界の平和を守れ――

『DX超合金彼女』!!!」



「………………」


☆神☆

「………………」


「………………」


☆神☆

「どの娘がいい?」



(正直めっちゃDX超合金に惹かれている!!!!)



☆神☆

「ちなみに変形合体もするよ」ボソリ


(めちゃくちゃDX超合金に惹かれてる!!!!!)




 男の子はいつまでたっても少年だよ終わり

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