釣り
ザザァ~ ザザァ~
おじさん
「ふぅ……今日は中々調子が悪いな。さてどうしたものか」
幼女
「こーんにーちわー!」超元気
おじさん
「おや! 幼女ちゃんじゃないか、どうしたんだい?」
幼女
「遊びに来たの! おじさんは何をしているの??」
おじさん
「見ての通り、釣りをしているのさ。ささっ、危ないから堤防下を覗きこんじゃダメだよ。こっちにおいで」
幼女
「釣り! あたし釣り知ってる! お魚さんとるんでしょ!?」トテテ~
おじさん
「ははは、今日はお魚さんじゃなくて、パンツを釣っているのさ!」
幼女
「え? パンツ!?」
おじさん
「ああ、パンツ」
幼女
「お、おじさん? パンツは釣れないと思うよ……」
おじさん
「おいおい、パンツが釣れないって、じゃあ幼女ちゃんはパンツがどうやって出来ていると思うのかい?」
幼女
「えっとね~、パンツはお店に売ってるんだよ! 店員さんにくださいー! って言うの」超元気
おじさん
「ははぁ、なるほどね。これもゆとり教育の弊害って奴かな? あのね幼女ちゃん。実はパンツっていうのは海で泳ぐ生き物なんだ」
幼女
「えっ! そ、そうなの!?」
おじさん
「その生きているパンツの内蔵と頭を取り出して、三日三晩天日で干すと幼女ちゃんが知ってる、お店で売っているパンツになるんだよ」
幼女
「そんな……パンツー」
おじさん
「まったく、生き物を糧として生活が成り立っているってことをちゃんと教えない大人が悪いんだけどね。――よっし! じゃあおじさんが今から生きているパンツを釣り上げて幼女ちゃんに見せてあげよう!!」
幼女
「ほんと!?」
おじさん
「任せて! こう見えてもおじさんはパンツ釣りが大得意で、若い頃は好きな子に自分で釣ったパンツをよくプレゼントしたんだよ! よーっし、そうれ!」釣り竿ビュン
幼女
「おじさんがんばえーーっ!!」超元気
その後おじさんは無事パンツを釣り上げたけど、幼女ちゃんと一緒にパンツをツンツンしている所をおまわりさんに発見されて逮捕されちゃったよ終わり
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます