自分が異世界に行くのではなく、タイトル通り勇者パーティのOB会を盗み聞きしながらツッコミを入れていくというスタイルが良いです。主人公の軽快な語り口もあって、楽しく読むことが出来ました。
居酒屋で、遅れて来る連れを待っている人視点異世界で戦った勇者のパーティがOB会? 同窓会? みたいに敷居の向こうで飲み交わしている会話がダダ漏れで……ダメ人間な勇者はこっちから転生したわけではないようで、こっちへの『次元転移魔術』を編み出した魔導師は、なにやらヲタク文化に染まっているようで……で、だったらなんであんたらこっちの世界で酒飲んでんの?1万字弱の1話完結ですが、グイグイ引き込まれて一気読み確実です!!
タイトル通り、異世界の勇者達のパーティーが現実世界で飲み会をしていた、という話。読んでいるこちらが勇者達の会話に引き込まれてしまいます。まさかのラストは、読んでのお楽しみです。
まるで自分もその居酒屋の一室に居て、衝立の向こうに耳を済ましているかのように、思わず息を詰めて聞き…読み入ってしまう。そんな作品です。 あなたも居酒屋の客、あるいは店員…その場に居合わせた一人となって、彼らの声に耳をすまそう!!