お姉ちゃんは八月に死にたいっ!(仮)

作者 松岡弥美

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★★ Very Good!!

――

病気を扱われる作品というもので、正直なコメントは難しいと考えている部分があります。

様々なきっかけで、病気は発病します。

無慈悲に、理不尽に。

その辛さは、本人にしかわかりません。

周りがどれだけわかった気になったとしても、本当に辛いのはまぎれもない本人です。

職員や支援者や家族だってがんばっているのは事実です。

他の人が苦しくないなんて言いません。

けれども、少しでもわかってあげられるよう、理解を少しでも深められるよう、努力していくことは、必要なのかもしれません。


ただ、この物語を読み終えた時には、ほんのわずかだけ、救われたような気持ちにもなりました。

★★★ Excellent!!!

――

命をつなぐ言葉
死なせないために、いったいなんていったらいいのかわからない。生きることは難しいです、生きていくことももっと難しい。もちろん死ぬことだって簡単なことじゃない。

病気の種類や進行状況は違えど、共感するところがありました。

どうしたらいいのか、なんていったらいいのか考え続ける日々です。悩みすぎないちょうどいいを探して…

★★★ Excellent!!!

――

死にたいお姉ちゃんと生きてほしい妹の、どちらの想いや苦しみは本人にしか分からないけど、葛藤しながら2人で支え合う姿に熱く感じるものがありました。
また、周りの理解というのも、本当に大事だと改めて思いました。

★★★ Excellent!!!

――

誰かの心を理解した気になってはいけないのだけど、理解されないことの苦しみは果てしない。心の痛みそのものよりも、理解されないことの痛みのほうが、心には痛いのかもしれません。

他者の気持ちを理解することは困難ですけど、それでも誰かがそばにいる、それだけで救われることは多々あります。「時が解決してくれる」そんな使い古された言葉に、実はたくさんの希望が詰まっているように思います。

押し寄せる感情の波にもめげず、支え続けたいと願う凛恋の姿にはぐっときました。人と人が分かりあうにはコミュニケーションが大事なんて言うんですけど、分かり合うために必要なのは言葉ではなく、むしろ祈りに近い何か何かだと思います。