第126話海竜のおっちゃん

暴れに暴れたが振りほどくことは叶わず。

体力の消耗が激しくこのまま力尽きるかに思えた頃に、急に巨水獣オクトーパスの攻撃が止み、絡めとられていた身体が自由となった


小さな小さな魔力が此方に近付いてきた。

目を凝らすとその小さな魔力は白い姿で

スイースイーと此方に近づいてくるのだ

その姿に何故か巨水獣オクトーパスは大人しくなり、くねくねと足を巨体を動かし始めた


目を疑った。巨水獣オクトーパスは求愛のダンスを始めたのだ。


一通り求愛のダンス踊った巨水獣オクトーパスは先ほど迄の死闘を忘れ、白い姿の魔力と一緒に彼方へと消えていった。

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