第62話学者

私の名前はヒースクリフ。

王国の学術都市で勉学に励み努力しトップで卒業したのだが、平民出身であるということだけで重要な役職に付けることはなかった



貴族を優遇する制度に悲観し生まれ育った村へと帰ることにした。しかし、その途中で

盗賊団に捕まり、自暴自棄になっていた私は知識を買われ仲間になることにした。

しかし、直ぐに後悔することとなる。

仲間になった盗賊団の頭はひどく残忍な奴だったのだ。


抜ける事も出来ずに数ヶ月経とうとしていた頃に、そのオークに出会った。

ホルドと言う小さな盗賊団を捕まえるために

策を考えマグナに提示する。逃げられたが

次の行動を読む。森の中で待ち伏せを成功させ降伏させようとしたが、マグナが勝手に弓矢を撃ちそれは起こった。マグナはその場にいたオークに一瞬にして近づかれ殴られ戦闘不能になった。

一瞬の事で動けなかった。他の者もそうだろう。正気に戻った数人が逃げ出した。

本当にオークなのか?私は疑問に思った。

マグナはオークに遅れをとるほど弱くはない

ならばこのオークが強すぎるのか

研究室熱心だった学生の頃を思い出す。

知りたい、このオークについて色々と知りたい!!


残った者は何故か鍋を囲んだ。私もだが。

旨い!何故オークがこんなにも旨い料理を作れるのだ!知りたい事が増えた。

私はオークに付いていきオークの生態について研究しようと思う。学者肌が騒いだ。

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