第55話元反アルバイ同盟オルポイ
私の目の前に憎き若僧の…
え?二度目ですって?
まあいいわ。
「どういうご用件かしら?」
省略
私はアルバイ氏とかたい握手を交わした。
夫に先立たれてるからどう?
じゃあ娘がいるから結婚しない?
そう残念ね。
彼は商人から辺境伯となるため、香辛料の輸送ルートと新規の鉱石の輸送ルートの引き続きを私の商会にして欲しいと言ってきた。
私は裏があるのかと最初は怪しんだがどうやら、新規で輸送業者を作り私の商会とかち合い混乱を起こすより最初から私の商会に任せてしまった方が早いと判断したようだ。
私としても自分の手が付いているのだからケンカする必要もなく、付近の協力も容易である。
盟主から集会への参加要請が来てる?
そんな暇は無いわよ!!
急いで人選を済ませて新規の輸送部門を立ち上げるわよ!
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