第54話元反アルバイ同盟ザンバン
俺の目の前には憎むべき若僧の商人が座っている。
突然来訪があり会って話がしたいと押し掛けてきた。どの面下げて商売敵に会いに来たのか…。こいつのお陰で客足は遠退き、かれーは無いのかとガッカリされる始末。
「どんな要件だ?」
俺はこの若僧を睨み付け言った。
「今回はお会いして頂き有難うございます。お頼みしたい事があって参りました。」
俺に頼みだと!腹が煮えかえるのを押さえ
若僧の話を聞いた。
俺はアルバイ氏とかたい握手を交わした。
「これからよろしくお願いします」
「何を仰られますか、アルバイさん
此方こそ末永くよろしくお願いします」
アルバイ氏はお帰りになられた。
良い蜂蜜酒を手に入れたとかで、良い酒を持ちより飲み会をする約束もした。
アルバイ氏ははんばーぐかれーのレシピを
王都の飲食店限定で公開し各々でレシピの創作を推奨するむねを商人ギルドを通して発表されるようだ。俺にはハニーミルクあいすの
独占販売をお願いしたいとここまで立ち寄られたそうだ。
彼は莫大な資金を国王様に納められ西の最果ての土地をこれから辺境伯として収められるそうだ。何故あんな場所にと思うが、明日から忙しくなる自分の事で精いっぱいだ。
あっ、直ぐに盟主に反アルバイ同盟みたいな金にもならん事を辞めると連絡しておかなければ、直ぐ部下を走らせよう。
そういや集会があるとか言っていたが、そんなもんはもう知らん!
明日から忙しくなるぞー!!
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