第39話殺人女王蜂
妾のコロニーの平穏が続く今日この頃、
せっせと、妾の特製の3時のおやつをこしらえる今日この頃。
何時ものように小鬼達が現れたと報告が上がった。
しかし、今日は見慣れぬ人族も混じっているらしく、調査するように命令した。
近衛蜂が報告を上げにきた。
どうやらマスターのお客人のようだ。
小鬼達の長のゴブ太殿と共に蜂蜜争奪戦の観戦に来たようだ。
今日の試合結果は残念ながら小鬼の囮に
目を奪われている内に姑息にも一匹の小柄な小鬼がタッチダウンを決めた。
マスターのお客人には、妾自ら地上へと挨拶に向かった。取っておきのおやつを渡すと
涙を流しながら飲み干しておった。
ふふ、流石、妾。満足して引き上げた。
後日ゴブ太殿との会合で蜜の生産を増やせないかと頼まれたが、妾は忙しい!
いや、本当に忙しいのだ、何故かと問われれば困るが、忙しい!!
あ、画期的なアイデアを思い付いた!
ゴブ太殿の会合の後、妾は3匹の子供達を集め全て丸投げした!
めんどくさい事はお前達がやればいい!!
(ブンブン言うとります。)
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