魔晶の病理

作者 碩 輔 - SEKI Tasuku

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★★★ Excellent!!!

光る画面を追いながら、たしかに『匂い』のする、重厚でリアルな世界。
そしてその世界を端的に表す語彙力と、瑞々しいローティーンの心の葛藤を描き出す表現力。

『魔晶医療』とでも呼ぶべきであろうか、現実世界とは違う医療を描きながら、現実世界と変わらぬ『人の心』を描くヒューマンドラマ。

ぜひ、多くの人に読んでいただきたい作品です。

★★★ Excellent!!!

舞台はちょっと昔の日本のようなところ。
でもそこでは鉱魔晶という不思議な石があり、その力が様々なことに応用されています。
主人公・省吾は優秀な学生ですが、いろんな事情や思いがあって自分の進みたい道に足を踏み出せないでいる……そんな彼に訪れた転機は、彼をどこへ導くのか……?
1章読了というタイミングでレビューを書かせていただいたのですが、もう、先が気になってしょうがないです!!
謎の病に対峙し、葛藤し、立ち向かい、そして決断する省吾の姿……うっ…涙なしでは見られない……その背中、かっこいいぜ……!!
もう1章ラストは水分持ってかれて死ぬかと思いました……ハンカチと水分をお手元にご用意のうえお読みください……
これからどう考えても順風満帆とはいかないのでしょうが、きっとどんな壁も乗り越えてくれると信じています。
がんばれ、省吾……!!そして必ず、約束を果たすんだぞ……!!うぅっ……

★★★ Excellent!!!

今はこの目に見ることの叶わない、不便さと浪漫の溢れる世界観。

とても優美で、文章と踊っているような感覚で、すらすらと目が次の文章を求めるようです。

丁寧な情景。人の想いは交錯し、物語は細部から、宇宙の創造のように広がり続けます。

まだ理解の得られない分野を開拓していくには、多大な困難に翻弄されることでしょう。

負けるなみんな。

この或る物語の行末は、

きっと救いに至るはず。

★★★ Excellent!!!

病の設定が興味深く、一気に引き込まれて読みました。未知なる病に立ち向かう主人公を、筆者独自の世界観で見事に表現している。人物の心理描写が細やかで、登場人物、一人一人の個性もしっかりしていて楽しめる。ストーリーは、異世界ファンタジーでありながら、ヒューマニズムにあふれ、命と向き合うことの大切さが伝わる作品。
今後の次郎の活躍、成長とともに、魔法医学の進歩がどのように展開されていくのか気になります。続きを楽しみにしています。