アナルオナニー 〜泌尿器科編〜


 エネマグラを買った。

 さて。。。どうやって使うのだろう?


 以前書いた通りいまいち使い道を教えてくれるサイトなどが無い時代だった。


「ま、ケツに入れれば良いんでしょ?」


 俺はコンドームもローションもつけずエネマグラをアナルに入れ始めた。


「い、痛い。。」


 当然である。ケツの穴はマンコみたいにエロエロ液を出してくれない。

 せいぜい腸汁がちょっと出るくらいだ。

 数mm入れて「いっテェ。。」と取り出して、また数mm入れて「いったい。。」

 を繰り返す。これ永遠に入れることできない。


 そう悟った俺は何をトチ狂ったか「滑りを良くする方法」ではなく

「痛みを麻痺する方法」を探してしまった。

 要するに麻酔だ。つまり酒だ。


 エロ漫画(アナルグイグイされてる奴)を読みながら

 チューハイぐびぐび飲んでエネマグラを突っ込んでいく。

 ベロンベロンになった頃、痛みはなくなんか擦ってるような感じだけになった。


 ただ気持ちよく無い。全く気持ちよく無い。

 カンチョーされた状態のまま時が止まったような感覚で

 立ち上がると脚がプルプル震えた。

 盛大に酔っ払ってたので「わしゃ生まれてたの子鹿かw」とか一人で言ってた。

 んで、そのまま数十分入れっぱにしたんだが結局

「アナルオナニー、、良い!」という時は来なかった。

 「クッソ、失敗だったな」と思い、エネマグラを引っこ抜く。


 ひ、ひぃいいいいい!! 血がついてるぅう!!

 

 エネマグラの先端にベチョ、と血がついてた。

 いやーやっちまいましたなぁ。なんて最初は笑ってたけど

 二時間くらいしてお腹が痛くなってくると話が変わってくる。

 お腹下した時の痛みとは明らかに違う内臓が切れてる痛みだ。

 おそらくローションも使わず無理やりエネマグラを入れて

 グイグイ動かしたから腸壁を傷つけたんだと思う。


「切腹した時ってこんな痛みなのか??」

 とか思いながらお腹抑えてウンウン唸ってたら、母親に

「なに? お腹痛いの? 正露丸飲む?」と聞かれた。

「いらない、これそういう痛みじゃ無い」

「何それ」「物理的な痛みだ」「意味わからない」


 自分の息子に対して「気が狂ってる」とでも言いたげな感じでその場を後にされる。


 結局、痛みは朝まで続き俺は泌尿器科を予約した。

 当時鉄工系の学校へ行ってたので休みの電話を入れる。


「す、すみません今日体調不良で休ませてください」

「はい。熱でもあるんですか?」

「アナルから出血しました」

「ええ!? 大丈夫ですか?」

「はい。すみません、よろしくお願いします」


 うーん、何も馬鹿正直に言わなくても良かったかな。

 泌尿器科へ行くともじゃもじゃ髭のおじさんが白衣着てた。


「今日はどうされました?」

「お腹が痛くて、おそらく腸壁を傷つけてしまったようで、、」

「心当たりありますか?」

「異物を入れたせいだと思います。。。」

「異物??」

「エネマグラです」


 ここで髭のおじちゃんが「はは!」と笑った。

「性癖は人それぞれですからね! 良いでしょう!」

 多分、慣れっこなんだろうね。こんなバカ相手するの。


 「じゃ、とりあえず触診しますのでベッドに横になってズボン脱いでください」


 俺は指示通りベッドに横になり、ズボンを脱ぐ。

 触診? って何するんだろ? お腹さすってここ痛いですか?とか聞くのかな?

 と思ってた。だが髭の白衣が右手でゴム手袋パチン! とはめた時

「こいつぁ面白くなってきやがったぜ」とこれから起こる惨状を理解した。


 ズモーン!と先生のたくましいお指がわたくしの菊紋を

 その門を打ち破り、ずずずず、と奥へそのまた奥へと進まれていきます。


 わたくしはその容赦ない攻撃に「んおああっ」と声をあげてしまいました。

 もっとゆっくり入れてくて。


 髭の先生はたくましいお指をわたくしの身体の中に入れグイグイと押し

「ここは痛いですか?」とお聞きになられました。 

「い!痛いくないデスゥ!」本当に痛くはなかった。

 ただケツのグイグイ押される感覚が奇妙奇天烈摩訶不思議だった。


 先生はさらに奥へ進め、なんか妙な感じのする場所をグイグイ押した。

「どうですか?」「痛くないデスゥ!」先ほどから完全に声が上ずってしまっている。

 先生がまだ指でグイグイ押しながら「ここが前立腺ですよー」と仰られました。


 この時はぜんぜん考える余裕なかったんですけど

 よくよく考えて何で前立腺の場所教えてくれたんだろ。

 先生、ありがとう。

 今俺は前立腺いじりまくって気持ちいいアナルオナニーライフを充実させてます。

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