いじげんの――
俺は魂も肉体も冒涜した。脳味噌など最早不要の奇塊で在り、地獄からの滑稽だと思考すべき。数多の人間が国の礎と成らず、否定的でも肯定的でも悉くが『 』に融けた。残滓すらも輝きを忘れ、俺の冠も意味を無くした。素晴らしい事柄だ。素敵な結末への――結末など存在しない。冗長たる『物語』以上に道化なのだ――導き、此処に俺は色彩を齎すと決めた。視得た輩は失うものよ。ああ。如何か。冒涜王で在る俺を飾り憑け給え。神も佛も異次元に支配され、復活の時に期待する。既に語った通りの理だ。彼等の物語は永劫で為り続け、成る事など過去現在未来に亡いもの――さて。俺は国の光輝と闇黒の両者を殺すと
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