第72話自民党政調会長の憲法改正に懸念する発言に対して

自民党政調会長の岸衆議院議員から、憲法改正について国民的な盛り上がりを懸念する発言があったようです。


確かに今の自民党憲法草案なら揉めそうです。しかも国防軍という勇ましい文字が踊るだけで具体的に何をしたのかも不明です。

自分なり9条の憲法改正草案を作してみることにしました。


1 日本は海洋国家として海軍力、空軍力を充実し、侵略者を阻止する。


2 日本領海領空、領土内への外国人勢力の侵入侵略行為も、すべて犯罪行為と見なし、国内法で処断する。ただしジュネーブ条約で禁止される大量破壊兵器使用の場合は、その限りではない。


3 如何なる状況の場合でも日本は話し合いと和平交渉による紛争解決を努力する。しかし万が一、国内での紛争に追い込まれた場合には国民一丸となり警察を中心とする民兵組織も構成し、領土領海領空を守ることはもとより、憲法、法治国家等々制度を守るために抵抗する。


この3項目実現のために、法や組織を整えるべきではないだろうかと感じた。まず陸上自衛隊を縮小し、海と空で迎え打つ準備を急ぐために航空自衛隊、海上自衛隊、海上保安庁、そして水産庁漁業監視船の武装強化を急ぎ、国内治安維持強化のための警察官増員武装強化を急ぐことです。

また国際的な枠組みの中で日本の安全保障体制強化を狙った安保法を有効にするために縮小した陸上自衛隊を中東等に派遣できるように法整備を急ぐことです。




一項については憲法改正ではなく、政府機関や地方機関をまたぐ行政改革という制度改革でも対応できるのではないでしょうか?


三項の実現のために総務省内に、大規模災害から原発事故、原発テロ、都市型大規模テロ、そして本土決戦まで備える組織を整えることです。陸上自衛隊が各地に配備する補給処を基本にし資材や食糧、武器弾薬も管理できるような組織です。また有事の際には民兵も雇い入れる機能を確保することです。もちろん民兵も生活がありますから、ボランティアではなく、有償にすることです。また警察を中心とする民兵団は有事以外での現在でも活動できるように組織しておけば、例えば松前小島で起きた北朝鮮漁民の密上陸や小笠原諸島周辺での中国漁船団の密漁などに対しても住民の安心感は高まると思います。


福島原発事故直後から急ぎ、手を着けるべき制度改革です。


  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る