嘘から出たフォント

作者 あやめさん.com

205

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★★★ Excellent!!!

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デザイナーの雲母坂ふみかは、仕事中にillustratorのなかに異世界転移してしまう。
そこは、フォントたちが擬人化した世界。あきれたことに、フォントたちは『セリフ軍』と『サンセリフ軍』に分かれて戦争していた。
――どっちが欠けても困るんですけど!
愛すべきフォントのため、雲母坂ふみかは両軍の仲裁をすべく立ち上がる!
著者のあやめさん.comさまが、フォントに対する造詣が深いことにはすぐに気づかされる。
だが本作がこれほど読者を引きつける理由は、蘊蓄の多さではない。どのくらいの知識を持っている読者でも、楽しく読めるよう綿密に計算して書かれているのが魅力なのだ。そのさじ加減が絶妙ときている。
最初から一気に物語の世界に引き込まれ、最後のオチにもくすりとさせられる。
完璧にデザインされたこの作品を、ぜひ堪能してほしい。

★★★ Excellent!!!

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デザイナーを勤める主人公が、フォントの異世界へ飛ばされてしまう物語。
フォントやデザインに使うソフトについて分かりやすく説明されていて、フォントについて何も知らなかった私もすぐに物語に入り込めました。
勢いのあるストーリー展開、女子をときめかせるラブコメっぽい描写がとても素晴らしかったです。
また「みんな違うからこそ良い、みんな必要な存在である」というメッセージがフォントだけでなく、現実世界に対するメッセージな気がして、じーんとしました。
フォント良い作品なので、ぜひ御一読あれ!

★★★ Excellent!!!

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世の中ありとあらゆるものが擬人化されていますが、「ついにフォント来ましたか!」という発想に、まずは拍手です。特徴だらけですもんね、フォントって。

趣味程度にイラレを使って10年、仕事ではパワポの連続。そんな中でフォントに興味を持ち、書籍でフォントの歴史を薄く修めたのが4年くらい前でしょうか。そんな自分にとっては小ネタも含めてニヤニヤしながら読める作品でした。

が、この作品のすごいところは、「デザイナーの案件」という設定を活かし、ネタをクライアントや上司にまで拡張してしまうところ。そのおかげで、フォントやイラレに縁遠い人でもクスッと笑える良質なコメディに仕上がっています。

さあさあ、興味の有無を問わず、皆さんもフォントの世界へどうぞ!

★★★ Excellent!!!

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Macのイラレ上のフォントが擬人化して戦うという設定がまず秀逸ですが、フォントやデザインの説明が丁寧ですし、一貫して流れるユーモアのセンスが抜群なので、デザインについて何も知らなくても大笑いできます。
少しでも知ってたら、あちこちに散らばったデザイン系の小ネタでさらに笑えますが、それを除いても充分楽しいネタが豊富。特に、最終盤に出てくるラスボスの名前や性格は必見です!

一度読み始めたら、止まりませんよ!!

★★★ Excellent!!!

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フォントって、シュッとしたものもあれば、丸みを持ったものもあるし、角張っているものもありますよね。

そんな個性的なフォントたちが、擬人化しちゃって大暴れ!

古来から続くフォントたちの戦争に、主人公のデザイナーふみかちゃんが巻き込まれたっ!
あーどうしようっ……!
と、そんなお話です。

フォントを擬人化するという発想が面白いです。
無数にあるフォントなので、今後も魅力的なキャラクターを登場させて続編化しやすそう!(してほしいな♪)

さらに、デザイナーあるあるが随所に散りばめられており、「あー、それわかるっ!」と笑ってしまいます。

擬人化によるファンタジー要素と、その背景にある現実世界でのデザイナーという職業、その2つが見事に融合されており、まさに「日帰りファンタジー」としてのぴったりの構成となっています。

読みやすい文章でサクッと読むことができます。

デザイナー、印刷業界、WEB業界などなど、フォントに関わっている方に、是非おすすめです!


★★★ Excellent!!!

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駆け出しデザイナーの雲母坂ふみかは、少し妄想癖のある女の子。
今日も仕事のポスターのデザインをしながら、フォントを擬人化したらギャラモンは美形だなぁなんて妄想に耽っていた。
すると突然モニターから飛び出してきた手に引っ張られ、あろうことか画面の中へ。
そこはセリフ体とサンセリフ体のフォントたちが戦争を繰り広げるイラストレーターの世界であった。

フォントの擬人化という突飛な世界ながら、セリフ軍がイケメン、サンセリフ軍がマッチョという設定に「あー、分かる!」と妙に説得力があって自然と物語に入り込める快作。
おまけにフォントたちの戦いが終結しようかという時に現れる黒幕の存在が絶妙で、思わず「フォント(ホント)それな!」と納得してしまった。
フォントのことを全然分からなくても読めちゃう(例えば自分)ので、安心して読んでほしい作品だ。

★★★ Excellent!!!

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この話は読んでいて「あー、わかるわかる! あのフォント! フォントにね、もう!」と手を叩きたくなるものだった。

仕事でフォントを扱うことが多い。そこまで厳密に指定されはしないが、使用するフォントがプロポーショナルかどうかぐらいは常に気にしている。
たまには、と関係のないフォントを使ったりすることもあるが、他と整合性が取れていないと、いくら愛らしくて可愛いフォントでも不協和音になってしまう。
どのフォントにも意味があって、特徴がある。本作はそれを的確に捉えた描写が、感心させると共にユーモアを持って展開されている。
擬人化されてもなお際立つ各フォントの特徴。是非とも紙の上に活字化された状態で読みたいものである。

★★★ Excellent!!!

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デザイン業界には門外漢なので、私は明朝体やcenturyくらいしか馴染みがありません(あとSimsunで簡体字出すくらい?)

パワポで資料作るときも、適当に選んでまっせ!勝手にこっそりシャフ◯アニメ風にして遊んだりはするけど。

そんなデザイン業界に全く縁のない人でも楽しく読める、やや乙女ゲー風な異世界冒険譚が本作です。
フォント擬人化ねえ。
ありそうでなかった!

異世界転移と言いつつ、女性向けでもあり、お仕事小説でもあり。
読み方により、七色の顔を見せる新しい異世界ものをとくとご堪能あれ。

★★★ Excellent!!!

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ふざけた小説と思いきや真面目……と言った訳じゃない作品。まず毎回のタイトルに笑ってしまう。そして、内容もめちゃくちゃで更に笑ってしまうのだった。素敵な作品ですね!ありがとうございます(歓喜)

★★★ Excellent!!!

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擬人化ものは世の中に多々あれど、フォントの擬人化は初めて見ました!

考えてみたら、仕事で、自宅での小説書きで、フォントには散々お世話になっているのに、あまりフォントの種類や名称、分類などを自分が知らないことを痛感しました。

この作品は、読んで面白いのはもちろん!勉強にもなります。

これを読んだあとは、貴方もフォントがガチムチ戦士に見えてくるはず。

★★★ Excellent!!!

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駆け出しデザイナー、ふみかちゃんの視たイメージをきっかけに、溢れ出すフォントの世界。それも、単なる文字の世界ではなく、予想の斜め上、フォントが擬人化した世界なのです。

作品に登場するキャラクター個々が魅力的。
それは、世界を統べようとするガチムチおじさまであったり、少し頭は弱いけれど真摯さをもつ残念なイケメンであったり、あるいは強かさと愛らしさが調和したデザイナーさんであったり。

実際のフォントが与える印象と、キャラクターの持つ魅力。それが見事に合い紋しているのは、筆者の持つ美的センスと、その道に関する深い知識所以のものなのではないでしょうか。

物語は軽やかに進み、さらりと嗜むことができるものです。
是非、フォントに美しいフォントの世界を。

最後に、大事なことなので言っておきますが、わたしは残念なイケメン推しです。

★★★ Excellent!!!

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「擬人化モノ」は数あれど、まさか「フォント」を擬人化するなんて……!

もはやネタが使い尽くされたのではないかという状況の中で、これほど現代人に身近でありながらも謎めいていて、かつ興味深いフォントの世界に目を付けるとは……本当に素晴らしいと思います!

そして、単なる思いつきだけでは終わらない、しっかりとした設定と描写は、作者がフォントのプロだからこそだと思いますし、他の人にはデザインすることのできない、本作ならではの面白さと魅力につながっているのではないかと思います!

可愛くてカッコいい先輩が活躍する本編にも興味が湧きました!

★★ Very Good!!

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タイトルを見た時はダジャレじゃん!(笑)
と笑ってしまったが、読んで見たらフォントの歴史と性格がうまくマッチしていて
本格的なファンタジーになっていた。
フォントを戦争させる発想力とそれを不自然に感じない展開力が素晴らしいです。

★★★ Excellent!!!

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日帰りファンタジー短編コンテスト参加作品
きっと運営の考えてたいわゆる「異世界」じゃない異世界だけど、これは発想の勝利!!

起承転結的なストーリーは一気読み確実!

フォントの擬人化、ゴシック体系がガチムチとか、詳しくない人でもビジュアルが想像しやすいのもGOOD! です

★★★ Excellent!!!

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これまで色々な擬人化を見てきましたが、フォントがイケメンに!?
仕事で多少フォントに触れるが、キャラとして見たことがなかったのを悔やみました。(愛着がないのがバレる)
物語も一気にさらりと読めて、ちょっとした合間の息抜きにもなりました。まるで舞台を観劇しているような勢いがフォントよかったです。
意外と使いたくなりますね、フォントに(笑)

★★★ Excellent!!!

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フォントの擬人化……もうその設定だけで面白いですよねー。やられたわー!
ファンタジーでもあり、働く大人の物語でもあるこの作品。
でもやっぱりしっかりファンタジー。
まさかそういう展開になるとは思いませんでした。いやー、やられたわー!
テンポも良く、最後まで気持ちよく読めるのも魅力です。
とりあえずあらすじで気になったなら、読んでみなきゃ損!
いやー、フォントやられたわー!!

Good!

――

フォントに着目した異世界物語というものは、斬新すぎて一気に読んでしまいました。

フォント同士の世界にも争いがあって、すべてをぶちこわす最後の敵の正体を知った時、笑いながらもこいつは強敵だと、思わず社会人であれば納得してしまうでしょう。

主人公が目指したのは、きっと美しく調和のある世界。

フォントを巡る言葉の並びに身を任せてみてはいかがでしょうか。

★★★ Excellent!!!

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今どきのWeb作家なら宣伝画像の一つや二つ、作ったことはあると思う。
そんな時、フォント選びはフォントうに……いや、本当に悩ましい。
HGS行書体にするか、はたまたHG明朝Eにするか……と、和文フォントは置くとして。

今作は欧文フォントの話。というか、フォント擬人化なんて先例ありましたっけ!?
この発想にまず脱帽。本職がデザイナーさんなのでしょうか?
ピンポイントな用語は勉強になりましたし、多彩なフォントたちを操るデザイナーの苦悩がありありと表現されています。

★★★ Excellent!!!

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知ってるようで、実は知らないフォントの世界。

サンセリフ体や、セリフ体。フォントが擬人化するという発想に、まず脱帽だ。
それでいて、スピード感ある文体と、読み手を置いていかない丁寧さが見事に同居している。

胸アツの展開、イケメンとのあれやこれ……。
王道な面白さと、発想の意外さが混ざり合った時、そこに生まれるのは一体何か。

結末は是非、あなたの目で確かめてほしい。

★★★ Excellent!!!

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いやぁ、笑った。一気に読んでしまうほどの面白さです!

主人公、ふみかちゃんデザイナーであります。
服を作ったりするのではなく、グラフィックデザイナーである。
そんな彼女は、ある世界に迷い込んでしまう!

彼女の迷い込んでしまった世界は、フォントの擬人化、イケメン達が戦ってた!?

所々に使われるで「へー」と驚くような、フォントの知識が面白い!

フォント、面白いから読んで欲しい!
先輩がカッコいいです。(人間)

★★★ Excellent!!!

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フォントの擬人化の話。それを日帰りファンタジーコンテストに投稿するとは……。
感服しました。着想だけでなく、展開もよく練られており、完成度の高い作品となっています。
 あ、あと、勉強にもなりました。

★★★ Excellent!!!

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正直、普段あまり意識したことのないフォントが、個性たっぷりで楽しかったです。

次に、彼ら(登場したフォントたち)を見かけたら、濃ゆいキャラとしてみてしまいそうです。

主人公は、本当に彼らが好きなんだなと、フォント愛が伝わってきました。




続編、希望です!!

★★★ Excellent!!!

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フォントかぁ! おお! そんな世界もあるだなんて!
と、素直にPCの前でおぉおっと感動していました。
発想がもう、逸脱です。

私はフォントにはあまり詳しくない方なのですが、お仕事で携わりのある方にはもう、「待ってました!」と、思う作品だと思います。今までにない、フォント達の歴史戦い、そしてイケメン達が待っています!
ふみかちゃんの「隠し味」もまた素敵!

見どころは!「フォント」を、いろんな場所にかけているのですが、
その発想にも、きっとあなたも驚くはず!
是非ご一読を!

★★★ Excellent!!!

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いや、こちらは意表を突かれました。

欧米書体「セリフ体」と「サンセリフ体」の果てしもない争い……という、まず「それですか!!」と呆気にとられる発想の勝利です。

一見馬鹿馬鹿しいように見えて深刻な争いは、主人公・ふみかさんの「デザイナー的発想」によって、解決の糸口を……
この発想も「天才か!!」と思わせる率直さと意外性。

とりあえず読んでいただき、ちょっとアリスめいた不思議感に浸っていただきたいです。

★★★ Excellent!!!

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いつも、何気なく目にしていたフォント達。

それがこんなに深くて面白いなんて、目からウロコな感じで、気持ちいいぐらい剥がれ落ちました!

予想の斜め上へグイグイ引っ張られて、すごく楽しかったです!

これからは、フォントを見る度にニヤニヤしてしまいそうです~(´・∀・`)ニヤ

★★★ Excellent!!!

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こじらせた職能は魔法のようなものである。

本作の主人公には、フォントの世界を垣間見ることが出来るのだ。

それはあたかも量子物理学の世界のようで、「見える人間には見える」ものなのだ。

イケてるフォントに翻弄されよ。

新しい異世界へとあなたは召喚される。

★★★ Excellent!!!

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 まさか、フォントを擬人化した作品があるなんて…。
 twitterの読了リツイートで本作の存在を知り、衝撃を受けて読み始めた本作。その期待を裏切ることなく抱腹絶倒しながら読了いたしました!!
 本当をフォントとしか言えなくなってしまう数々のネタに笑ったことは当たり前、その裏に込められた作者さまのフォントに対する知識の深さと愛情に心打たれた作品でもあります。
 何よりギャラモンがイケメン過ぎる…。
 あの衝撃のラストには思わず笑顔が零れました。本当に心の底から笑える物語をありがとうございます!!

★★★ Excellent!!!

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いい具合に軽く、小気味よく、終着点が頼もしい。
初期ライトノベルを含むコミカルな世界性格と、異能力長編小説「DAATH-深淵-」を悲願の完結に導いた確かな文章力が、
デザイナーとしての素地と、彼の骨肉を形成するオタク気質の上で、見事に調和し、結実した。
自身に蓄えてきたものを爆発させた成功例と言える。

ユーザー評価の高さは、物語の面白さ・心地よさだけではなく、
著者本人が楽しんで書いていることが見てとれることにも因るのだろう。
また、本作が今回のコンテストの要件にジャスト・フィットしていることは、今更言うまでもない。
つまり、要求と欲求の帰結を一致させ、かつ面白い。そんな作品を評価しない理由など、どこにもない。


ところで、久遠禊が笑うんですよ。
あの禊が。
本編でも冗談を口にして、あるいは実行して笑うことはあったけれども、
こんなに屈託なく、明明朗朗と笑っているのは、彼女たちのあの有り様を、
いのちのゆくえを看てきた私としては、感じるものがあるのです。

あなたは、どうだろうか。
あなたにも、この温かい感覚を手にする方法があるとしたら?

★★★ Excellent!!!

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 たいがい文字は、書籍や投稿などで、何かを表現する手段、あるいわ情報を発信する手段として使っていますが、文字で何を形に表すことを考える人は大勢いても、文字の”個性”について、考える人は、どれだけいるでしょうか?

 そうです! この作品の主役は文字!

 まさか……文字や書式を、使って、文字をキャラクターとして表現するとは、何とも洒落が効いていおり、これだけでも秀逸なのに、ストーリーもフォントに特化した内容で、他の作品と違う、オリジナリティを作り上げています。

 これは、文章による無限の想像力、無限の可能性がなせる芸当。
 フォントがおりなすフォント(本当)のワンダーランド!

 それと、私個人の意見として、是非、伸び盛りの子供達に、読んで頂きたい作品ですね。
 文明人が一生付き合っていくであろう、文字の魅力を知ってもらい、想像力を育むために、こういう作品は世に送り出しほしいと、切に願います!

★★★ Excellent!!!

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作者は天才です、断言します。
アイデアの壺です、坩堝です。

日帰りファンタジーという題材において、
僕らに一番身近な題材を選び取った事。
そして字数制限の括りをくぐり抜けて、
クリエイターの葛藤や拘りを書き納めた事。

そこに立ち塞がる巨悪の存在と、
斬新的この上ない異能バトル。
更にはそれを見守る愛。
まさにこの現代の職場の縮図!

異世界転生でもなく、異世界校正でもなく、異世界構成!

「選んで拡大して揃えて並べて格好良くしてやんよ」
そんな決めゼリフが、今にも聞こえてきそう。