2020年の節分を迎えて

 先日、この日記で参考にさせて頂いているIMO10さんのツイッターアカウントで、このスピ日記が紹介されていました。びっくらこん。私、IMO10さんフォローしていないんですよ。どこでこのエッセイの事がバレたんだろう。つぶやきのコピペしかしてないのに(汗)。


 そんな感じで、私、スピの活動をしている人と謎の縁があったりするのです。このスピ日記が自作の中で一番読まれているのも、そう言う不思議な縁が関係したりしているのかも知れません。私には能力なんてこれっぽっちもないのですけどね。


 スピを趣味にしている人の中には自分の主義主張を押し付ける人もいたりしますよね。私は一切押し付けません。押し付けてないですよね? もし押し付けてたらごめんなさい。好きなものを好きって主張しますけど、それだけです。ただ、聞かれたら何かをオススメする事はあるかもです。

 考えたら、これってヲタの人が自分の推しに対してどう接しているかって話ですよね。グイグイと布教するか、自分の内側に収めるか。私は内側タイプです。


 よくいるスピな人って何故だかリベラルだったり左側だったり、安倍首相を嫌っていたり、山本太郎氏を好きだったり、Qアノンを盲信していたりと、分かりやすい人が本当に多いですよね。私はどっちかと言うと保守なので、多分異端です。

 どうしてスピな人があそこまで偏ると言うか、分かりやすいのかなと思うんですよね。実際は保守なスピ好きの人もいると思うのですけど、余り見かけないと言うか……。左側な人が目立ちすぎているんですよね。


 最近のスピの流れについては、書店に行って並んでいる本を眺めてぼんやりと把握しています。ネット通販が華やかな時代ですが、やっぱり書店にどんな本が並んでいるのかを見るのはひとつの指標になりますね。過去には妻に龍がついた本がブームになったり、ヒマラヤ聖者の人の本がたくさん並んだり、少し前にはカタカカムナがブームになりかけていたような気がします。


 最近はスピ本を買っていないんですよ。ネット情報だけでお腹いっぱいなのです。ネットスピ情報でこの手の知識を得ていなかったら、今でも月に一冊くらいは買っていたかも知れません。

 ただ、書籍はネットでは見かけない情報もあるので、ちらっと目次を見て気になったところを読んだりはしますね。その中でこれ買おう! って思う本がないだけなのです。


 本当にね、ネットに真実がある! と言うのは言いすぎかもですが、ある程度知識を得るとこの話は本当なのカナ? って思う事が多くなっちゃって。著者の肩書もまたすごい人が多いんですよね、スピ本って。そこでまず眉にツバですよ(汗)。


 著者の数だけ世界観が違うので、面白いっちゃ面白いです。あの手の本もエンタメですよね。私のスピの立ち位置が固定化されてきたので、それに合致しない情報を素直に信じられない部分も大きい気はします。それが良い事なのかそうでないのかは分かりません。無意識の審神者の感性がズレてないといいのですが……。


 あ、でも私にとってのこれは良い、これは怪しいの基準は単に好き嫌いです。なので、その基準を押し付ける事はしません。何でも、長続きしているのが正当なものって言う判断基準があるそうなので、それも判断材料のひとつにしていいのかもですね。かつて一世を風靡したのに、今は何をしているのかなと言う人も多い世界ですから……。


 まぁ私にとってスピは趣味です。それ以上でもそれ以下でもありません。そうして、単に占いとかパワースポットとか風水とか、そう言う上辺だけのものに興味はありません。陰謀論とか神様の言葉とか、生きる指針とか、隠された真実とか、そう言うのが浪漫でいいですよね。


 色んな情報が錯綜するのは、依存しないためにもいい事かと思います。色んな説を参考にして、自分がしっくり来るものを選び取る。飽くまでも好き嫌いの範疇ですけどね。私は古神道推しなので、やっぱりそっち側に傾倒するのです。


 昔ほどは予言に興味はないのですが、ネットで予言系の記事を見つけるとつい読んでしまい、勝手に震えたりします。今の状態が続けば東京オリンピックの開催は厳しそうですけど、どうなりますかねー。開催されない説が濃くなってきているので、どうにかそれを打ち破って欲しいなと思うところ。

 やっぱり予言は外れてこそだと思うんです。予言が世に出る意味は、今のままだとこうなるから変えてくださいねって警告だと思うので。


 そう言えば、本来はノストラダムスの予言とか当たってたんですけど、それはマズいって事でタイムトラベラーが過去に戻って修正したとか何とか。今の私達は何度目かの2020年なんでしょうかね……。歴史の上書き説、面白い説だと思います。


 と、とりとめもなく語ってしまいましたが、平らになる平成も何が平らになったのだろうと言う終わりを迎え、令和はいい名前だと言う意見とよくない名前だと言う意見で二分化し、すごい事が起きるはずの2020年が到来してしまいました。

 出来れば、この一年が何でもない普通の一年で終わる事を祈って――。

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