皇室こそが唯一の希望?

 日本のスピ系の思想を信じる人々の中には天皇陛下こそが救世主であると言う説を唱える方が少なくありません。神道及び古神道を思想のベースにする人達は間違いなくそう思っているはずです。


 ある意味タブーに触れかねない話題ですが、天皇陛下の存在は日本の思想的支柱であり、その存在に過大な期待を寄せてしまうのも分かる気がします。

 まず、神話ベースで語れば天皇陛下は神の直系の子孫と言う事になります。竹内文献などによれば、天皇陛下の存在はかつて世界を統治していた神と繋がる唯一の存在的な持ち上げられ方をしています。


 天皇陛下をかつて日本を統治した制服者として捉えるか、思想的宗教的な神官として捉えるかでも変わってくるでしょう。長い歴史の中で複雑に絡み合った事情は単純に一言で言い表せられるものではない気がします。今更現人神とかいうのもアレですしね。


 人にはそれぞれが役割があると言う点において、陛下の役割は世界平和についても重要なものがあると私も思います。もし世界統一がなされたとして、その頂点に立つのが陛下であれば世界を平和に導ける気がしますし。


 オカルト的な話題で言えば『天皇の金塊』と言うのも少し話題になりましたね。M資金と言われたりもするそうですが、これはかつて第二次大戦中にアジアの各国から集めた財宝を天皇陛下が管理していると言うものです。

 この財宝、語る人によって軍が強制的に奪ったものだと言う人もいれば、各国の王族が陛下に預けたものだと言う人もいます。一般的には存在しないと言われているものですね。詐欺師が詐欺に使った大ホラ話だとも。


 スピ的には世界が本当にピンチになった時に、陛下がこの資金を使って世界を救うと言われています。その時に改めて天皇陛下の存在がクローズアップされるのだとか。それが真実だとして、奪ったにせよ、預かったにせよ、元は各国の財宝じゃんねえって言うね(汗)。


 ある人は宇宙存在や地下存在に正式にコンタクト出来る可能性のある唯一の存在が日本の皇室の関係者だと言っています。これもまぁ分からなくもないかなぁ。皇室の方々には邪念とかなさそうですもんね。


 かつて元号が『平成』になった時、この御代で世界は平和になるものだと界隈の人達は思ったようです。平成は平らになると読めますからね。凸凹の世界が平らになって争いのない社会になるだろうと……結果的に今のところそうなるどころか、その兆候すら見られませんけれど……残念な話です。


 後もう少しで生前退位と言うかたちで天皇陛下は代替わりなされます。次の御代で平成時代に成し得なかった世界平和に繋がる何か偉大な動きがあればいいな、なんて恐れ多くも思ったりしています。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る