八咫烏

 八咫烏やたがらすとは一般的には日本書紀等の神話に登場する道案内をするカラスの化身と言う認識が強いかと思います。サッカー日本代表のマークでも有名ですよね。

 この八咫烏、カラスと言う形で表現されていますが、実際は正しい道を先導する集団だとされています。つまり組織名が八咫烏と言う事ですね。


 この八咫烏と言う組織は3000年前から今も日本を裏側から支えている世界最古秘密結社だとも言われています。かーっこ良い! 


 私が組織としての八咫烏を知ったのはショックサイエンスでした。そう、飛鳥昭雄先生経由です。彼の話す話は眉にツバのものも勿論あるのですが、他の人もこの組織について口にする様になったので、ここではそう言う秘密組織があると言う体で話を進めようと思います。信じるも信じないもアナタ次第と言うやつですよー。


 八咫烏の目的は国体の護持です。日本を守る為に存在しています。日本と言うか天皇家と言うか……。ま、そんな胡散臭い組織です。

 八咫烏に所属している人は戸籍を持っていません。公にはいない人として裏でこっそりと暗躍しています。いないからこそ法律にも何も縛られる事なく、自由に動けるのだそうです。


 そんな人達がどこに住んでいるのかと言えば地下に住んでいるそうです。いない人ですからね、地下に潜るのも当然です。戸籍のない人は日本に20万人ほどいるそうなのですが、実にその半分がこの組織の人なのだそうです。日本に一旦事あれば彼らが守ってくれるのだそうですよ。


 日本を守るのがお役目ですが、組織の秘密を知ったり近付いた人を試し、能力があると認めたらその秘密を教えてくれたりもするのだとか。ふうむ……。


 裏で暗躍する八咫烏の人ですが、表に出てきて活動する事もあるそうです。その目的はやっぱり日本人の意識を変えるためですかね。政治活動をしたり、文筆活動をしたり……。急にデビューしたり、突然注目を浴びるようになった人の中には、この八咫烏出身の人がいたりするのだそうです。


 飛鳥昭雄説に則ると、八咫烏の人達の行動原理はカバラによるものだとされています。カバラと言えばユダヤ教。その流れを汲んでいるのだとか。失われたユダヤ10支族とかの関係を匂わせますね。これは実に興味深い……。


 もし日本の天皇家に何かあった時に天皇に代わるシステムがある。ただし彼らは普段表に出てくる事はない。名乗りも上げません。いざ有事となった時に国を守る為に、神武以来の昔からずっと残っている。その一部が忍者の伝説だったりするのだそうです。天狗と言われている人達もまた八咫烏なのだとか。つまりは忍者ですね。


 忍者と言えばスパイ。きっと八咫烏のメンバーの人は色んな情報を知っていたりするのでしょう。情報を制するものが世界を制するとも言われたりもしますけど、そうして日本が大変な時にはその情報を活かして行動を開始する。今まで日本がずっと存在し続けられたのは、もしかしたら八咫烏の活躍のおかげなのかも知れませんね。


 後、八咫烏と言えば裏天皇との関係も深いらしいのですが、表天皇のバックアップ的存在と言う事ですかね。うーん、歴史のロマンですなぁ。

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