エポ*天色バケーション

作者 狐塚ポップコーン洋品店

17

6人が評価しました

★で称える

レビューを書く

★★★ Excellent!!!

 おしゃべりな影かやってきた。
 おしゃべりな影は言う。「影を探しに行きましょう」と。

 おしゃべりな影とエポの素敵な夏休み。
 落とした影を探しに一人と影でお出かけ。
 とてもメルヘンチックな……では終わらなかった。
 ホオズキは……

 忘れたくない毎日が、ここにある。

★★★ Excellent!!!

主人公は十二歳の女の子、エポ。
夏休みにホオヅキと名乗る影が現れる。
ホオヅキからエポの落とした影を探すように言われ、二人はあちこちを訪ねるが……。

とにかくホオヅキがよくしゃべります。
本来、正体不明の影が身近にいるなんて恐怖以外の何物でもないのですが、ホオヅキとエポのやり取りは何度見ても笑えます。
そしてホオヅキの正体もきちんと明かされますのでモヤモヤもしません。
麦茶を飲みながら、この夏にピッタリの作品をどうぞ。

★★★ Excellent!!!

影との出会いは衝撃的で、

ホラーチックでもあります。


驚くエポをよそに、

人懐こく、おしゃべりな、影。


ホオヅキさんの存在は、

謎めいていながら、どこか楽しいです。



不思議なものの存在を、
自分以外が平然と認めている。

日常からふいに、ファンタジーな世界に、
迷い込んだ感覚になります。



愉快な影、ホオヅキの会話に、

くすりとしながら、エポと一緒に、
驚いてしまいます。


そしてエポの危機。


無くしてしまったエポの影を、
見つけることが出来るでしょうか。


そして、ホオヅキさんの正体は。

もちろん、大事な目的があるのですが、
それよりも、二人の時間を楽しんでも良いのかも
そう思えてきます。

二人の様子は、心配よりも
わくわくします。

旅を楽しむかのように。

夏の思い出が積み重なるようです。



こぼしてしまう記憶。

思い出させてくれるホオヅキ。

エポの遠く、子供のころの記憶。


あの記憶は。