第63話:美園

 裸にエプロン姿の凛は眉をひそめた。

「誰なの……?」

 背後のボクに救いの手を求めた。


「あ、オバさん」

 ボクは玄関にいる美女を見るなり、つい口を滑らせた。


「誰が、オバさんよ……😒💦💦」

 すかさず美女はキッとボクを睨み付けてきた。


「あ、すみません。美園さん……😅💦💦」

 ボクはすぐ様謝った。


「フン、誰なの…… このイカれたカッコのは?」

 美園は裸にエプロンの凛を見て顔をゆがめた。


「え、私の事~……?」凛が聞き返した。

 当然だろう。


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