第62話:妙齢な美女

「あ、兄貴が来るって、さ」

 凛に伝えた。


「え? マジ、シンイチが……😆🎶✨」

 パッと、表情が明るくなった。


「フフ、仕度しなきゃ…😆🎶✨」

 笑顔でバスルームへ消えた。


 バスルームからロック・ミュージックが

聞こえた。


 どうやら入念にお手入れしているようだ。


 ボクはリビングでテレビを見ながら兄貴を待っていた。


 やがて玄関に着いたようだ。


 インターフォンが鳴り風呂から上がった凛が、ドアを開けるなり飛び付いた。

「お帰り~、シンイチィ~ー😆🎶✨」


「キャァ~ー~ー😲💦💦 何なの~?」

 玄関で女性の悲鳴が響いた。


 ボクも急いで駆け付けると、

「誰なの? あなたァ~……❓❓」

 妙齢な美女が凛を叱責していた。




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