第49話:衝撃波を受けたように

 何せ兄貴はイケメンのエリートだ。ボクと違って彼女にモテる。


 彼女やらセフレが両手に余るほどいるらしい。


 彼女どころか、親しい女性の友人、一人いないボクとは雲泥の差だ。


 まったく何だって兄弟でこんなに境遇が違うのか。


 それにしても何てコスプレなんだ。


 大胆に開いた胸元から白く瑞々みずみずしい大きな二つの水蜜桃が垣間見えた。


 ちょっとめくれば、ピンクの乳首が見えそうだ。


 そして何より物凄い香水の匂いだ。


 凛の近くにいるだけで衝撃波を受けたように頭がクラクラしてくる。


 しかも胸元の谷間に滲んだ汗がしずくとなりジュエリーのように光り輝いていた。


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