キョウヤのレベルアップ

「数値が変わった!!?」

「そ、つまり、攻撃力から防御力を引いた数が最大攻撃値なんだよ

 つまりクリティカルヒットみたいな?」

「…お前、いつもクリティカルヒット出してるのかよ?

 (普通、クリティカルヒットって、たまに出るもんだよな?)」

「…まぁ、僕に関してはそうみたい…」

「何で俺は常に出ねぇんだ!!?」

「さぁ…?僕の予想だと、ゲーム知識とかゲームセンスが関係してるんじゃないか…

 と思ってる所だけどね…」

「くそー…こんな事なら、ゲームもっとしとくんだった!!!」

「いやまぁ…こんな事になんて、滅多にならないからね、うん」


誰がこんな異世界に連れて来られる事が予想出来るだろう

いや、予想出来ない

そして、その予測不能な事のためにゲームをしよう…

なんて、誰も思わないだろう


「くそー!!ぜってー追いついてやる!!!!」

「ハハハ…」


目の前にいるブラウンボアに連続で拳を当てるキョウヤ

その数値はだいたい10台だった

ユウキに届くのは、まだまだ先になりそうだ


(さっさと終わらせて採集いきたいし…生産活動もしたいしな)


ユウキは次々に拳でブラウンボアを攻撃しながら次の事を考える


☆スキル:連続パンチを獲得しました☆(キョウヤ)(ユウキ)


(お、新しいスキルゲット~)

「よーし!新しく連続パンチゲットだ!」


ちょうど同じタイミングでスキルを獲得したようだ

しかし、まだブラウンボアは残っている

2人は残りのブラウンボアを、どんどん倒していく


☆スキル:格闘術レベルが1上がりました☆(キョウヤ)


「よし!さっそくスキルレベルが上がったぞ!」


キョウヤは嬉しそうに次のブラウンボアを攻撃しにかかっている


(スキルがレベルアップするのは、ほとんど同じかな…

 って事は、そろそろキョウヤレベルアップする頃じゃねぇかな?)


そんな事を考えている間に、ブラウンボアを一掃出来たのだった


☆レベルが1上がりました☆(キョウヤ)


「やった!レベルが上がったぞ!」


―◇―ステータス―◇―


キョウヤ・タニガワ


年齢:14歳

身長:158㎝

体重:47㎏


レベル:2

職業:冒険者

才能:多趣味・好奇心・天才児・運動神経抜群

神様スキル:インベントリ・鑑定眼・メイキング

戦闘スキル:格闘術(1)・連続パンチ(0)

HP:300

MP:300

攻撃力:300

魔法攻撃力:300

防御力:300

魔法防御:300

力:300

素早さ:300

命中率:300

運:300


―◇―  終  ―◇―

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る