銀うさぎ

作者 梔子

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★★★ Excellent!!!

『生ある物の輝きは生ある物だけのもの。』

銀うさぎの美しさもまた、生あるものの輝きであり、守り神として村に生の輝きをもたらしていたのもまた、生ある銀うさぎだったのかな、と思いました。
生という輝きを奪ってしまっては、どんなに金品を積み着飾ったところで、何の意味もない。

短いながらも考えさせられます。

★★★ Excellent!!!

日本昔ばなしを読んでいるような童話です。

珍しい銀うさぎを追い求めた村人。
その村人の結末は、まさに日本昔ばなし。

彼の行動のなにが良かったのか、なにが悪かったのか。
それを読後に考えることができます。

短い童話なので、子どもに読み聞かせして、一緒に考えたいと思える作品です。

Good!

誰かにとっての幸せは、誰かにとっての不幸かもしれない。
幸せを追いかけているうちに視野狭窄に陥り、周囲に迷惑をかけてしまう。そんな独善的な太助をいさめる銀うさぎ。しかし太助は耳をかしません。その結果、大きな不幸を迎えることになります。
そして幸せは誰かの犠牲の上にあってはならない。そう思える話でした。