第96話東南行(5)
世務輕
共遇昇平代 偏慚
私たちの文における名前は、揚雄や司馬相如に迫り、深い交友は
役所の仕事には、常にしっかりと励み、心中密かに、高位の官位を望んでいた。
竜虎が風雲に会するとでも言えるような素晴らしい出会いもあり、雨露のような多大なる恩沢にも、一緒に浴した。
全員がこんな泰平の世に出会った。
それでも、私一人の頑固さは恥ずかしかった。
※
※揚雄、司馬相如:漢時代の辞賦の大家。
※
※輕:常に。
※
※周行:周の爵位。高い官職を望むこと。
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※風雲皆會合:龍虎が風雲に乗じて天を翔けるように、才能がある人が良き時代と良き君主に出会うこと。
※雨露:天子からの恩沢。
※
※建禮
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