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第12話長恨歌(3)」への応援コメント

  • 皇帝の貴妃への寵愛はたえまなく、歓待の儀には常に隣りへはべり休む間もなく。春に従い春に遊び、夜は夜。後宮には麗しき姫が三千人。その中でも寵愛を独り占めの貴妃なのでした。

    「金屋粧成嬌侍夜  玉楼宴罷酔和春 」

    これわかんない。なんとなくでもわかんない。(答え合わせ)
    専門用語か……金屋が私室で玉楼が公室なのね。つまり、いつでもどこでも頭の中は春一色。

    で、

    貴妃の姉妹きょうだいはみな領土を賜り、一族は栄えに栄えたのでした。
    天下の父母の思うことには、男児はいらぬ娘が欲しい。


    おもしろいじゃないですか。

    作者からの返信

    光源氏も、夕霧の誕生より、明石の君の誕生を喜びます。結婚イコール政治の時代、君主の恩寵は一族の浮沈にかかわります。


  • 編集済

    なるほど、楊貴妃の例は確かに源氏物語でも挙げられていましたね。
    中国の人って、今でも誰かが権力を持つと親類縁者皆がものすごく羽振りがよくなりますよね。
    他の人から見たら羨望や嫉妬の対象になりやすそうです💦

    作者からの返信

    桐壺帝、光源氏、薫それぞれの重要な場面で、長恨歌が引用されています。

    一度、騒乱が発生すると、燎原の火のように一斉に拡大する傾向があるとのこと、その統治も難しいのだと思います。