第17期

1





































































古代兵器『浮遊都市』が現れた後のあれやこれやのシーンというか展開は、バッサリとカットで。



…だってゲームの終盤と大して変わらなかったよ?



特筆すべき所を強いて言うならば…少年のパーティが8名に増えて、俺とあの女の子が離脱したぐらいだし。



俺は浮遊都市のイベント中盤ぐらいで少年達を裏切って離脱し、女の子は終盤で大人の事情的な感じで離脱した。



…あの終盤だけでも一期完結するんじゃね?ってぐらい色々あったから、正直語るのが面倒なんだよね。



流石に二期三期またいでる感じがするから長くて俺の方が既に飽きてるっていう。



まあとりあえず『浮遊都市』の話はいずれ番外編的なので出てくるんじゃない?



死ぬほど暇だったら…だと思うけど。



とりあえず秘密結社は潰して、浮遊都市の奪取には成功。



今は調停者の管理下にある。



んでもって…秘密結社のメンバーで死亡したのは、新しく出て来た…えーと…





…そう!『化身』とかいう意味不明なやつだけ。



黒騎士の偽物や剣帝、操者とかには逃げられちまった。



あの化身とかいう奴がラスボスじゃねぇの?って感じに異形な姿になったりしててさ…



しかも少年達に深手を負わされたクセに、中々強かったっつーね。



そのせいで他の結社メンバーを逃がしちまったんだよ。



…まあゲームの展開でありがちな、少年達に負けて逃げてるところを俺がトドメを刺す…的な?



あ、トドメで思い出したけど…



あのバンダナ、どうやら秘密結社の雇われメンバーだったらしい。



そして実はスパイだったとかで、秘密結社を裏切って俺の側に付いたっていう。



そんで少年達の手助けをしてた。



まさかあの展開、あの状況で裏切るとはいくら俺でも予想出来んかったわ。



…どうやって秘密結社を裏切り、俺のガワに付いたのかは察してくれると助かる。



ありゃ、ゲームの展開的にも結構珍しい方だと思う…っつーのがヒントで。



とりあえずそんなこんな色々となんやかんやあってから今に至る…と。




…ちなみに今は娘の友達を強くしている最中だ。



とりあえず一週間は死にかけてもらってたじゃん?



だから痛みとかには慣れたと思うから、次の段階に移行した。



次の段階っつーのは…俺の『血を操る能力』で女の子の身体をちょちょいと弄って、身体能力を最大にまで上げてから戦うやーつ。



流石に普通にやったんじゃ身体能力を上げるのはかなり時間がかかるからねぇ…



外法的な裏技?で一気に身体能力を跳ね上げて、時間の短縮を図ったわけ。



今の科学力じゃあ、身体を酷使せずに能力を上げるなんてリザリー達とか限られた天才にしか出来ないと思うし。



…まあヴァンパイアハンター達みたいに寿命とかを犠牲にしての身体強化なら、並みの天才でもできそうだが。



…つーか自分で言っといてなんだが…普通の天才ってなんだよ…って思わない?



もしかしたら天才の中でもランクがあるのかも…



『天才 上中下』みたいに。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る