随筆四十:サンタさんはどこに居る?

心桜「こんちわー!」

笹夜「いらっしゃい♪ 心桜さん♪」

心桜「あ、笹夜先輩! こんにちはです!」

笹夜「はい♪ こんにちは♪」

心桜「つっちゃーは?」

七夏「あ、ここちゃー☆ いらっしゃいです☆」

心桜「お、いたいた!」

七夏「くすっ☆ えっと、おたより届いてます☆」

心桜「おおっ! どなたか分かりませんが、ありがとうございます!」

笹夜「心桜さん・・・」

心桜「だって、今の所、本当に誰だか分からないですから」

笹夜「それはそうですけど」

七夏「えっと、読んでみますね☆」

心桜「うんうん!」

笹夜「ええ♪」

七夏「お名前は、冬が熱いさん・・・」

心桜「冬が暑い!?」

笹夜「南半球にお住まいなのかしら?」

心桜「笹夜先輩、そう来ますか!? つっちゃー続きお願い!」

七夏「はい☆ 『ココナッツさん、こんにちは! もうすぐ私達の所では年末で沢山のイベントがあります♪ まずは冬休み! クリスマスからなのですけど、お友達とサンタさんを何歳まで信じていたかという話題になって、かなり熱くなりました。ココナッツさんは、今でもサンタさんを信じていますか?』」

心桜「あ、『あつい』ってそっちでしたか!?」

七夏「え!?」

心桜「熱い! まあ、確かに今は冬でも熱いからね・・・特に冬コミなんか熱い上に暑い!」

笹夜「あついうえにあつい!?」

心桜「今回は、伝わらないかぁ・・・まあいいや!」

七夏「サンタさん、私は居ると思います☆」

心桜「おっ! つっちゃーは居る派か・・・」

笹夜「心桜さんは、居ない派なのかしら?」

心桜「居るか居ないかで言えば、あたしも居ると思うよ、サンタさん・・・クリスマス前、商店街でも大量に沸くからね」

笹夜「心桜さんっ!」

心桜「あはは・・・すみません。だけど12月25日を過ぎると絶滅するから、あの熱い盛り上がりは何だったのかって思ったりするよね!?」

笹夜「心桜さん、反省されてるのかしら?」

心桜「笹夜先輩は、サンタさん居ると思います?」

笹夜「ええ♪」

心桜「おっ! 即答! その心は!?」

笹夜「サンタクロースというお名前が、多くの方に広く認知されてます♪」

心桜「はは・・・なんと申しますか、そんなに手堅く来られますと・・・」

笹夜「でも、居るって思っている方が素敵です♪」

七夏「はいっ☆」

心桜「居るって信じている人にはプレゼントが届いてほしい!」

笹夜「ええ♪」

心桜「あたしは、強く強く信じてるよ!」

笹夜「心桜さん・・・」

心桜「そう言えば、昔、商店サンタさんにプレゼント貰えた時は嬉しかったなぁ」

七夏「くすっ☆ ここちゃー、サンタさん巡りしてました☆」

心桜「あはは・・・街のサンタさん、雪フルコンプですよ!」

七夏「???」

心桜「あの赤い服見ると、つい近づいてしまうんだよね~」

笹夜「今もかしら?」

心桜「いえいえ、昔の話です! そう言えばさっき、笹夜先輩が南半球って話されてましたけど」

笹夜「南半球では、暑い季節・・・真夏にクリスマスが訪れますので♪」

心桜「・・・ぜんぜんイメージがわかない・・・あ、もしかして海辺で赤い水着を着て『ひゃっほー!』とか!?」

笹夜「どおしてそうなるのかしら?」

心桜「だって、真夏でしょ!?」

七夏「えっと、サンタさんの乗り物も違うのかな?」

心桜「乗り物・・・トナカイとソリの事か!」

七夏「はい☆」

笹夜「そう言われると、確かにサンタさんのソリは雪の上を走るイメージですね」

心桜「実際、空を飛んでますけどね~」

笹夜「・・・・・」

心桜「大丈夫! 列車だって空を飛ぶんだから! 銀河鉄道QQQとかあったでしょ!?」

七夏「あっ! お父さんがお話してました☆」

心桜「南半球のサンタさんは、イルカが引っ張るサーフボードに乗って『ひゃっはー!』って感じかな?」

笹夜「心桜さん・・・やっぱり、海から離れられないのですね」

心桜「だって、イルカが引っ張るんだから、海から出られないでしょ!?」

笹夜「さっき、空を飛ぶから大丈夫って話されてなかったかしら?」

心桜「うぐっ・・・斬られたぁ~・・・バタン!」

七夏「こ、ここちゃー!!!」

心桜「「つ、つっちゃー・・・あたしの・・・」

七夏「な、何!?」

心桜「プレゼントを・・・受け取っといて・・・」

笹夜「はぁ・・・この流れ・・・何なのかしら?」

心桜「まあ、真面目な話、サンタさんには感謝しているよ! それが誰であってもね!」

七夏「え!?」

心桜「サンタさんて、偶像みたいなもんだよ。だからあたしは、プレゼントをくれる事に感謝してるし、サンタさんは居ると信じてるよ・・・もちろんこれからもね!」

笹夜「心桜さん・・・♪」

七夏「私も信じてます☆ これからも☆ サンタさん☆」

笹夜「ええ♪」

心桜「そして、いつか、あたしたちも・・・いや、なんでもないっ!」

笹夜「~♪」

七夏「???」

心桜「そんな訳で、あたしたちココナッツは、全面的にサンタさん居る派でファイナルアンサーだね!?」

七夏「えっと・・・最後の答え?」

笹夜「七夏ちゃん、結論ね♪」

七夏「はい☆ 冬が熱いさん、お手紙、ありがとうございました☆」

笹夜「ありがとうございます♪」

心桜「ありがとう! またお手紙よろしくね!」

七夏「くすっ☆」

心桜「って事で、これからもつっちゃーが頑張る『翠碧色の虹』本編はこちら!」

心桜「http://nanatsuiro.my.coocan.jp/nnt_frma_a.htm」

心桜「あたしたち『ココナッツ』宛ての、お手紙はこちらです!」

心桜「http://nanatsuiro.my.coocan.jp/nnt_suiheki_novel.htm#QUESTIONNAIRE」

心桜「サンタさんの話をすると、なぜか鶏肉が食べたくなる!」

七夏「くすっ☆ ケーキもあるといいな?」

笹夜「七夏ちゃんや心桜さんと一緒だと、クリスマスが楽しくなりますね♪」

心桜「んじゃ、今度は笹夜先輩もご一緒に! ねっ! つっちゃー?」

七夏「はい☆」

笹夜「まあ♪ いいのかしら?」

心桜「勿論です! だって、笹夜先輩が居るとケーキがめっちゃ綺麗に切れそうですから!」

七夏「こ、ここちゃー!」

笹夜「腕を磨いておきます♪」

心桜「うっひゃぁ~!」


随筆四十 完


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随筆四十をお読みくださり、ありがとうございました!

本編の方も鋭意制作中ですので、どうぞよろしくお願い申しあげます!

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