竜の骸布

作者 阿部屠龍/ウル

突如現れた竜の屍がもたらすものは、恵みか呪いかーー

  • ★★★ Excellent!!!

山中に落雷とともに落ちてきたのは、存在すら怪しまれていた竜だった。
竜の鱗や爪は高く売れる。貧しい村が存在するために神が贈りたもうた大いなる恵み。
村人たちは喜んだ。領主にも隣村にも隠し、自分たちのものとして。
村人たちは解体した。巨大な神にも等しき竜を。
誰もが欲に目がくらんでいた。
誰もが考えもしなかった。
たった一人気が付いた者がいた。
どうして竜は死んだのかーー
だが、取り合うものはいなかった。
やがて村の中に蔓延る不穏な影。影。影。

一体の竜が村の運命を変える物語。是非ご一読を。

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