第7話この夢を

「あ…同じ事…考えてた」

「ゲホッゲホッ…なっ…何を?」

この人は、本当に。

柊木は、風邪を引いていた。

何故か、夏は、引きやすいらしい。

こんな感じで、この人は、居る。

「風邪を引いたならさ、これ、舐める?」

「何それ…?」

「のど飴?」

「うわっお!?」

また、居た。

来やがった。

この人は、この人達は、本当に。

「好きなんだってば、馬鹿」

頭の中が、果てなだった。

「えっ?何がだ?」

「何でもない。」

それって、まさかの。

「友達に、成りたいって、事?」

「違うから」

「えっー…」

祖言えば…。

「空が、晴れているな」

「…」

「何がいけないの?」

「良いけどさ。」

晴れていては、何かが、起こりそうだ。

なんて、思ってた。

晴れていると、外で。

「遊ばないで、図書館行こう?」

「何でだよ」

「だって…」

久しぶりなんだもん。なんて、この人は、言った。

そんなに久しぶりなのかと思った。

「別に良いけどさ」

「なら、いいや。」

また、聞かされるので、あろうな。

夢の事とか。

「また、話すだろう?」

「何がー?」

「ちょっと…」

この人は。

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