第39話重くのしかかる言葉

 騒ぎから一夜明け、学校を終えた空良は家に着くなり私服に着替えると、凰児に出かける旨のメールを送って家を出た。約束の時間まではまだまだ早いのだが、家でのんびり休んでいることもできなかったのであろう。

 自転車で国道を横切るように進み、田んぼや平屋建ての住宅の多いエリアへと入る。都会のイメージのある名古屋市の中ではこのあたりは落ち着いたのどかな場所であるが、芹香の指定したカフェの真裏は小学校があり、部活動に勤しむ子供たちの声がかすかに響く。カフェの入口まで来た空良は緊張の面持ちで胸を抑えて息を吐いたあと、覚悟を決めて一歩踏み出した。すると、ドアを開けようとする手がノブに触れたあたりで、突然その肩を叩くものがいた。


「偶然だね、私も今来たとこなの」


「……、っ!?」


 突然現れた芹香に空良は咄嗟にバッと体をひねり向き合うが、芹香は敵意のない笑顔で微笑み言った。


「警戒しないで欲しいな。 今日は大丈夫、いつもの私とは別だから。 さあ、入りましょ」


 未だ訝しげに芹香の動向をうかがいながら、空良は彼女とともに駐車場窓側の席に座った。オレンジのレンガ調に三角屋根のヨーロッパ風をした店内は木のテーブルに赤い椅子で統一されており、小洒落た雰囲気だ。名古屋市民であればお馴染みのチェーンである。

 芹香は楽しそうにメニューを見回した後、空良に確認して店員を呼んだ。


「私はこれと、ミックスジュースで。 空良さんは?」


「えっと、小倉トーストとアイスコーヒーで……。 あ、ガムシロ抜いてくださいー」


 芹香の注文品は丸いデニッシュにソフトクリームが乗った店の名物料理だ。空良も甘いものを頼んだのだが、芹香は飲み物まで甘いもので固めている。


「コーヒーブラックでなんて空良さんは大人だね。 私甘いものしか飲めないの」


「話って、なんですか……。 まさか食事に誘いたかったわけでもないですよね?」


「そんなことないよ。 一緒にご飯食べて、しょうもないお話して、そういうこともしたかったよ」


「あなたは……、本当にあの時と同じ人間なんですか……?」


「同じだし、違うとも言える。 その話をしてしまうとせっかくの料理が美味しくなくなっちゃうから、まずは先に、聞きたいこと聞いてもいい?」


 未だ疑いを捨てきれない様子の空良だが、芹香からはやはり悪意のかけらも感じられない。少し時間をおいたあと、無言で小さく頷いた。


「ありがと。 じゃあ早速だけど……、あなたはお兄ちゃんのことが好き?」


 水を飲もうとグラスに口をつけようとしていた空良はいきなりぶっ込んでくる芹香の言葉に思いっきり咳き込んだ。


「げほっ、ちょっ……、ゆきちぃ先輩といいなんでみんなして……」


「その反応はイエスととっていいんだよね。 どのくらい一緒にいるの?」


「私が中学二年生の時からだから、三年ですかねー」


「思ったより短いんだね。 三年でそこまでお兄ちゃんのこと慕ってるんだ」


「……、凰児はあの事件があったせいで、他人に優しすぎるんです。 自分の身を削って人のために尽くす……、だからみんなに信頼されて頼られてる。 でも私は、本当はもっと自分のために生きて欲しい」


 グラスを置いてうつむきがちに話す空良。そんな時、ウエイターが注文品を持ってテーブルへとやってきた。各々品を受け取り、芹香は早速フォークとナイフを手に取る。


「さ、食べよっか!! またこんなふうに好きなもの食べれるなんてねー、それだけが生き返って良かったことだよ。 正確には生き返ってはないけど」


「はあ……」


「ここ指定したのって、ただ私がこれ食べたかったってだけなの、ごめんねー」


 好物を食べながらのんきに笑う彼女はやはり先日と同じ人物とは到底思えない。しかし芹香のあっけらかんとした毒気のない態度に、空良もようやく心を少し開いてきたようだ。主に凰児に関する雑談をしながら食事をする。


「それでお兄ちゃん、そのバンドやりたいって友達に誘われて一時期ハマってたんだけど、めっちゃ歌下手でさ」


「知ってますよー……。 ああ、じゃあゲーセンでドラムとかギターの音ゲーうまいのってそれで?」


「そうそう。 今は何にハマってるの?」


「家ででっかい魚の世話してますよー」


「ああ、確かに動物関係好きだったなあ……」


「魚や爬虫類好きで、それはいいんですけど餌がね……。 一回餌用の虫のケージがひっくり返って大変なことに……。 しばらく家のいたるところにコオロギが出現するようになりましたー……」


「あはは……」


 そんな話をしているうちに、空良が注文した小倉トーストをすべて平らげたようだ。そこで突然、芹香はふっと真面目な表情になった。突然の変化に、空良は戸惑うようにどもってしまう。


「あれ、えっと芹香さん? 私何かまずいことでも……」


「短い時間だけど、お話できてとても楽しかった。 やっぱりあなたにお願いしようと思う」


「何を、ですか……?」


 悲しみをはらんだような微笑みを浮かべると、芹香は目を閉じて話しだした。


「今の私は本当の私。 あの事件の前から変わらない。 お兄ちゃんを恨んでもいないしあなたのことも幸せになって欲しいと思う。 でも……、魂が汚れた魔力に侵食されて、一日の間でも少しの間しか正気でいられない。 今日はしばらく表に出るのを控えていたからこうしてあなたとお話出来るだけの時間が作れたの」


「そんな……」


「そして『私』は、日に日に薄れていっているの。 そのうち、完全に壊れてしまう。 だから……」


「お願いって……、まさか」


「私を……、殺して欲しいの」


 静かな声でこぼした芹香の一言に、空良はつい勢いよく立ち上がってしまう。衝撃でずれた椅子が大きめの音を立て、ほかの客の視線を集めてしまったが、隣接する席は空席だったので二人の会話が聞こえたものはいなかっただろう。

 空良は興奮しながらも、他の席の客に聞こえないような声で返す。


「何を……、何を言ってるんですか……!! そんなこと許されるはずが……」


「私は死人、ファクターで動かされているだけのもの。 SACS隊員でなくても人形を壊したところで罪には問われないよ。 ある程度のダメージを与えられれば私たちは自壊する」


「あなたは……、人形なんかじゃない」


「そうだよ、人形なんかじゃない。 だから、『私』が残っているうちに、人として消えたいの。 でも、お兄ちゃんにもう一度私を手にかけることは多分できない。 もう私は、誰かを傷つけることを止め……、ッうぅっ!! 止められ、ないの……!!」


 芹香は言っている途中で鼓動がドクンッと強く響きめまいを感じたが、胸をギュッと掴んで苦しそうに言い切った。


「明日は表に出ずにいる、明後日また会おう。 ……、それを最後にしたいな」


「私が無理だって言ったら、どうするつもりなんですか……?」


「服部さんに、頼むかな。 聞いた通りの人なら、多分やってくれる。 ……、でも、あなたの手で……、終わらせてほしいよ」


 無理に微笑みを作ったままの芹香は、会計二人分のお金を机に置くとそのまま苦しさをこらえてゆっくりと店を後にしていった。空良はそれ以上何も言えず、追うこともできずに呆然と席に座っていた。

 そして芹香が店を後にして数分後、考え事をしているような様子の空良の頭に彼女の声がよぎった。


『だから、『私』が残っているうちに、人として消えたいの』


 その直後、空良はキッと顔を引き締めレシートを握るとさっと会計を済まし、表に出るなり誰かに電話をかけ始めた。


「アンリ先輩……、今から稽古をつけてもらえませんか」




 その少し後、SEMM愛知支部闘技場には二人の少女の姿。乙部に特別に許可をもらい時間外使用をしているため、周りには誰の姿もない。

 リングの上には昂月空良、向かいには井上アンリの姿。双方Aランク隊員であるが、アンリは所属後いきなりSランクにして目立つのが良くないのでAランクになっているだけ、実際にはその実力には大きな差がある。

 しかし、二人は別に試合形式での訓練をしているわけではなさそうだ。


「おさらいをするわよ。 自分の体の中に魔力を圧縮するイメージをするのよ。 空気中に存在する微細魔力、それを自らの内に圧縮することで一時的に取り込んだ魔力の種類に応じた力が使えるはず。 ……、さあ、やってみなさい」


「はいっ……!!」


 返事を返すと空良は胸の前で掌を向かい合わせて目を閉じ、集中力を高めて周囲の魔力を集め始める。しばらくすると、彼女の周りだけつむじ風が吹くように空気がざわつき始め、空良の髪の毛先が僅かに色素が薄まるようにして変色していく。


「これは……、いい感じだわ!! 今までで一番好感触よ、焦らずにそのまま集中して」


「はい……!! っはあ、はあっ……、わあっ!?」


 しばらくいい感じで魔力をねっていた空良だったが、息が上がっていくにつれてだんだん体の変化が止まり、ついには衝撃波を伴って全身に集めた魔力が散ってしまった。

 悔しそうに唇を噛む空良に、アンリは気をつかって軽く話しかける。


「成長が見えたんだからそんな焦ることないわよ。 気長にやりましょう」


「それじゃダメなんですッ!!」


 思いがけず強い口調で返されたアンリは思わずたじろいでしまう。しばらく間を置いて、空良は言葉を続ける。


「明後日までに強くならなきゃダメなんです……。 じゃないとあの人を苦しませちゃうんです……!!」


「……、事情はよくわからないけど、実際は発動できてから更に、戦いの中で安定して発動できるような特訓が必要なの。 二日で習得するというなら、今すぐにでもその訓練をすることになるわ」


「わかってます……。 お願いできますか?」


「まったく……。 とりあえず一度見本を見せてあげるわ」


 呆れたように言ったアンリは、数歩下がって空良と距離を取ると、アニマ態へと変化した。そしてそのまま手を上にかざすと、かざした右腕のエネルギーラインに空気中から魔力の光が集まっていき、ラインがオレンジ色になると前方の空間を殴りつけるようにして熱波を伴う衝撃波を放った。彼女の放った魔力は彼女の前方の狭い範囲で弾けるように放たれて消滅したが、それにより発生した強い熱波は闘技場の端まで届くほどの範囲で吹き付け、空良も思わず顔を覆った。


「アンテナ無しじゃこの程度か……。 まあいいわ、私は集めた魔力を炎属性に変換しているけど、基本的には今のと同じ要領。 ま、見たところでわかるものじゃないかもしれないけど……。 さて、新堂くんの覚醒の話を聞いたけれど、どうやら人間は追い込まれた状況で力を覚醒させることも多いようね。 というわけで、とりあえず情け容赦なしで行こうと思うわ。 あなたのファクターの性質上すぐにやられることはないでしょう?」


「望むところです……!!」


「威勢がいいわね、言っておくけど、今の有様でも私はこの支部では一番の力があると自負しているわ。 拡散ばかりで精一杯になっていては何もできずに終わるわよ!!」


 そう言って構えると、前腕部の機械仕掛けが展開し、出現した肘の噴出口から強烈な熱波が放たれ、衝撃波が襲う。確かに大きく力を削がれた今でも、魔力の大きさは現状の所属ホルダー中最強であろう翔馬を大きく上回っているように感じる。


「魔力はあの時よりかはましですけど、相変わらずビリビリくる威圧感ですねー……。 でも、怖気付いてる暇なんてないんです!!」


 気合を入れて剣を取り構える空良。試合用なのだろう、刃のついていない剣である。

 アンリは炎を吹き出しながら高速で突っ込み右腕で下方向に叩き付けるように殴りかかって行った。空良は上手く右へとステップして躱すが、アンリはすぐさま体をひねって、次は炎のブーストをパンチの威力に乗せて強烈な左フックをかます。それを咄嗟に構えた左側の剣で受けようとするも、剣と拳がぶつかりあった時の強烈な衝撃に左手がしびれ剣を落としてしまった。


「くぅ、こんなパワー差でどうやって隙なんて作れって言うんですかー……っ!!」


 空良は弱音を吐きながらも、剣を両手持ち一本に切り替えアンリを迎え撃つ。少しずつ後ろに退きながら拳の二連撃、前蹴りからの回し蹴りと繰り出されたコンボを流していき、足技の後のわずかなスキを狙ってアンリの腹部に圧縮空気の爆弾を作り出す。

 アンリはそれを避けようとはせず、グッと足に力を込めると空気爆弾による衝撃を不動のまま耐え抜いた。予想外な展開に空良がたじろいでしまった隙に、次はアンリの方が仕掛ける。ニヤリと微笑むと、エネルギーラインから右手に魔力を集めて地面を殴る。するとそこから一筋の赤い光が走り、空良の足元まで行くと巨大な炎柱を吹き上げた。

 炎柱はぶわっと膨れると空良のファクターによってそのまま放射状に散らされ消滅したが、更にアンリが天にかざした手を振り下ろすと、上空に描かれた五つの小さな魔法陣から炎の塊が隕石のようにして降り注ぐ。

 空良は自分めがけて落ちてくる一つを拡散させて相殺、他は地面と激突したあと消滅したが、アンリの狙いは直接的なダメージではない。


「あっつい……。 この高温で体力を奪うのが目的ですねー……」


「私は逆に暑い方が調子がいいわ。 この高温下でさっきまでと同じ動きができるかしら!?」


 言い終わると同時にブーストをかけて突っ込んでくるアンリを空良は剣で左へステップしながら受け流す。すぐさま急停止し振り返って拳によるラッシュを仕掛けた後、アンリは体を大きくひねって右手のひらに魔力を込めると、掌底を繰り出す形で殴りかかるように爆発的な炎を空良へと吹き付けた。

 繰り返される高熱を伴う攻撃、直接的なダメージは避けていてもこのままでは特に何もできず体力が尽きるだけだ。空良も必死に考えを巡らせている。


(せめて一回くらいは魔力を練る隙を……。 アンリ先輩は魔術の威力を高めるためなのか、魔法陣を描く工程を経て術を使うことが多い……。 なら、一度だけならなんとかなるかも?)


 何か策が思いついたのか、空良はキリっと表情を引き締めるとバックステップで距離を取って構える。集中して次の一手を見極める空良に、アンリはすかさず距離を詰め攻撃を仕掛ける。空良は残る体力を振り絞って左手で剣を持ち顔を左腕で覆うように構え、剣先が右肩から後ろへ向くようにする。そのまま体勢を低くして剣でアンリの拳を受け流すと同時に、右こぶしで彼女の腹部に強烈なフックを叩き込んだ。

 アンリ自身がスピードをつけていたこともありなかなかの一撃となったのか、小さく吹き飛ばされたアンリは怯んで膝をつきそうになるが、ぐっとこらえて前方に魔法陣を描く。


「思ったよりも体力が残っているようね……、だったらもっと削ってあげるわ!!」


 またもや高温を伴う魔術を発動させようとしているのであろうか、あの魔法陣を殴りつければ強力な炎魔術が空良を襲うだろう。しかし、空良はアンリがとっておきの一撃を繰り出そうとするその瞬間を待っていた。

 アンリが魔法陣を殴りつけようとする刹那、空良は魔法陣を構成する魔力を拡散させ、それを消滅させた。アンリはそのまま壮大に空振り、一瞬何が起きたのかを理解できずに固まってしまった。


「今ぐらいの魔力差なら発動前に消せると踏んで正解でした、ここで成功させてみせる……!!」


 短いチャンスを無駄にしないためにも、空良はすぐさま手のひらを向かい合わせて自らの中に魔力を集中させていく。空良の変化は先程よりもさらに先へ行き、髪の変化はほぼ全体に広がり魔力が膨れ上がっていくのが分かる。しかし、直ぐに立ち上がって接近しようとするアンリに焦ってしまったのか、集中を乱してしまった。


「っ!? あわわ……、ま、魔力が、暴発する!?」


 テンパる彼女は少しして、爆発するように魔力が散ってしまった。けっこうな衝撃が周りへと広がったあと、フラフラしていた空良はそのまま地面に倒れ込んでしまった。それと同時に、闘技場から異変を感じた人物がアンリと空良の様子を目撃し乱入してきた。


「アンリちゃんに空良ちゃん!? 何してんのこんな時間に!?」


「ゆきちぃ先輩!? な、なんでここに……」


「家族でご飯食べに行くからお母さんとお父さんと一緒にお姉ちゃん迎えに来たの。 ってそんなこと今はいいよ!! 先輩に秘密でどっかいってたのもこれのため……? 先輩心配してたんだよ?」


「心配かけたのは悪いと思ってます。 でも、私はそれでも立ち止まっていられない。 これは私の問題なんです」


「そんな……、何を悩んでるのかわからないけど、空良ちゃん一人で悩まないで欲しいよ」


 雪菜の言葉に空良は苦い顔で黙ってしまうが、その気持ちをアンリが代弁した。


「あなたにはわからないかしら、この子が何を考えているのか。 同じく補助担当メインだったあなたが十分ひとりでも戦えるくらいになって、次は龍崎さんまで攻撃能力を持っていることがわかった。 単純に昂月さんが弱いなんて誰も思ってはいないけど、自分だけがおいていかれてるように感じても仕方がないわ」


「でも、特訓しても攻撃能力はどうにもならないんじゃ……? 剣の腕とかなら凛ちゃんか浪に頼むのがいいだろうし……」


「説明するのは面倒だわ。 とにかく昂月さんも今日はここまでね。 明日また来なさい、今日の様子ならもしかしたらいけるかもしれないし。 ほら、氷室さんも家族を待たせてるならもう行きなさい」


「……、空良ちゃんに怪我とかさせたら怒るからね?」


「加減はわかってるわ」


 不満そうな顔の雪菜がその場を後にした後、アンリはふらふらと立ち上がって出ていこうとする空良を引き止めた。


「今更ながらひとつ、確認しておくけど」


「なんですかー……?」


「今あなたが無理して強くなろうとしていることを、彼は決して喜びはしないわ。 それは理解しているわね」


「自分で誘っておいてなに言ってるんですか……。 大丈夫ですよ、お礼の言葉が欲しくてやってるわけじゃないんで……。 もともとただの自己満足です。 強くなりたいってことも……、あの人の言葉に答えようとしているのも」


「……、それは他人には話せないこと?」


「誰かがやらなきゃいけないことを、私がやる。 ただそれだけのことです」


「何事も迷いがあるのならやめなさい。 そして一度決めたのなら……、もう迷いは捨てなさい。 いざという時に後悔するわ」


 アンリの戒めるような言葉に、空良は振り返ることなくその場を後にした。

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