世の人の働くときに閑を得て浩然の気を養はむのみ

 【読み】

 よのひとのはたらくときにかんをえてかうぜんのきをやしなはむのみ


【大意】

 世間の人が働いているときに心静かに過ごす時間を得て、ひとえに浩然の気を養おう。


【附記】

 一斉に勤めて一斉に休むのも善し悪しだろう。


【例句】

 半日はんじつの閑を榎やせみの声 蕪村

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